あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

日本語教室も緊急事態シフトと、また佃煮のパスタ

新しいパソコンが動き出したが、新たな設定やらなにやら、裏側で動いているシステムもあるからか、期待したほどサクサクという状態ではない。インターネットも相変わらず不安定で、つながっていない状況もしばしば起きる。これは先日替えたモデムの置き場所がまだ今一つなのか、あるいは我が家の通信状況(ソフトバンク光)が良くないのだろうか。

 

もちろんこれは、新しいマシンになればさぞやスイスイ・・・と期待が大きかったゆえのことで、以前のことを思えばずいぶんましになったし、文字も画像もスッキリ美しい!

 

今日は日本語教室の日だったのだけれど、午前の時点ではまだ上部団体からの指示は今後も通常通り開講してくださいとのことだった。それで帰りの時に来週もやりますよと連絡したのだが、午後になって18日から2月7日まで休講するようにという通知が来た。こんな状況の時なので致し方ないが、簡単に一斉通知ができる現在のようなシステムのない時代だったら、全員に連絡を徹底するのも大変だったろうと思う。

 

それにしても、いつまでたってもPCR検査も入国管理もグダグダで、半ば無政府状態のようなこの国のありさまだ。政治家、官僚をずいぶんな税金で雇っているはずだけれど、報酬に見合った仕事をしてくれているのだろうか。

 

仕事にかかわっている時間は長いかもしれないが、あまりにもその質が低すぎないだろうか。世界同時発生のコロナは、悲しいまでにくっきりとこの国の政治の在り方をあぶり出してくれた。

 

いいかげん、どこかで「今までごめんなさい!」と正直に非を認め、リセットすることはできないのだろうか。何とかごまかそうとばかりしているから、国民のほうも疑心暗鬼になって、素直に政府の言うことを聞こうとしないのだ。

 

正直に謝ったほうが、かえって支持率も上がるような気がするのだけれど・・・などと言ってみたところで聞く耳など持つまい。今朝はノーベル賞学者たちが政府に意見していたようだが、ああいう方たちの言葉にさえ、おそらく敬意を払わないのだろうから。

 

 

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今回はあさりの佃煮を使ったパスタ。

パソコンと格闘で疲労困憊

待ちに待ったパソコンが届いた。いや、嬉しいけれど、ちょっぴりの不安も・・・。お昼ご飯もそこそこに梱包を解く。

 

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左が今までのもので、右が新しいマシン。

 

なんとかセットアップし、家計簿ソフトも移すことができた。インターネットもつながったのでメールもできるし、お気に入りデータも移行できた。昼食後に始めて、4時を過ぎた今、7割くらいは終了したといえるだろうか。

 

ところで、少々困っていることがある。最近のノートパソコンにクリックボタンがないことは、先日電気店を偵察した折に知り、事前にネットで検索もしておいたが、右クリックに相当するという指2本タップが効かないのだ。

 

安い機種(定価は10万円以上するのだが安い機種なのか?)にはこれが効かないものがあると書いているサイトがあった。レジストリをいじれば解決できるとあったが、機械音痴の私がレジストリなんぞに触れるのは恐ろしくてできない。長らく使っていなかったマウスをまた使うしかないのだろうか。マウスなしのほうがスッキリして好きなのだけれど・・・。

 

ひとまず、今日のエントリーは新しいパソコンから!

なんだか久しぶりに見る夕焼け空

暖房した部屋から出るのが嫌で、ウオーキングもずっと家の中でしていた。食パンが切れていたのだけれど、非常用として冷凍してあるもので食いつないでいた(なんという怠惰!)。それもいよいよ底をついたので、雨も上がったことだしと、観念して夕方から買い物に出た。

 

いつもなら食パンだけのつもりで、ついついおやつの甘いものまで買ってしまうのだが、今日は3時のおやつにしっかりと食べてしまったバームクーヘンが効いていて、何を見てもいっこうに食指が動かない。お腹いっぱいの時に買い物に行くべしというのは、けだし良策だと実感。

 

夕食は通常主食抜きなのだけれど、今日はこうしたわけで、ついお寿司を見て「お寿司なら食欲がわく!」と思ってしまった。ちょうど小ぶりのお寿司が割引にもなっていたので、渡りに船と買ってしまった。

 

帰り道、雨の上がった空には夕焼けが広がり始めていた。賀状の投函と見守り当番、それに校区の老人会のミーティングもあったから、全く外に出ていなかったわけではないが、なんだかこうして道路を歩きながら空を眺めるのは、随分と久しぶりのような気がした。寒さの中、目的だけを目指してスタスタ歩き、用事が済めばまたまっしぐらに戻っていたのだろうか。

 

毎日が無事に過ぎることに感謝するのはもちろんだけれど、何でもない毎日をもっと味わって暮らすはずだった。二週間の入院生活のあと、しみじみ考えたはずなのに、2年ちょっとでもう忘れかけている。寒いからと縮こまっていてはいけない!

 

 

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買い物に良い効果を与えた、いただきもののバームクーヘン。地元の人気のケーキ屋さんのもの。四分の一を食べました。食べすぎ?

 

 

 

今年は機械もの総崩れの年か?

今まで7つのチャンネルが映っていたテレビが、昨夜から3つしか映らなくなった。初めは「受信できませんE202(たしか・・・)」と出ていたのが、「このボタンにチャンネルは設定されていません」というコメントに代わった。

 

取扱説明書を取り出して、再設定やら再読み込みやらしてみたが、やはり3つの局しか表示しない。この建物のアンテナに何か問題が発生したのか、はたまた我が家のテレビ受像機の問題なのか判断がつきかねる。

 

同じ棟の方に様子を聞いてみようと思っていたら、他の方から同様のトラブルの電話が来た。どうやらうちのテレビの問題ではなかったようだ。

 

なにしろ、我が家のテレビは地上アナログ放送が終了する2011年に購入したものだから、この8月で丸10年になる。そろそろ故障が出てきても不思議ではない。ただ、前にも書いたように、テレビが壊れたら、もうそのままテレビのない生活に入ってもいいかなと考えているので、今回も慌てることはなかった。

 

楽しみに見ている『S.W.A.T.』が映らなくなったチャンネルで、深夜のマイナーな番組だからたぶん見逃し配信などもないだろうということで、ちょっと残念だなというくらい。でもアンテナの問題らしいので、いずれ解決するだろう、やれやれ。

 

 

暮れのパソコン(発注済みだが、人気商品らしく2週間ほどたつも未納)に始まって、なんとなく不穏な新年の幕開けだ。なにせ我が家の家電品はみな揃ってご高齢。テレビの10年は若い方で、冷蔵庫とリビングのエアコンがこの4月で16年、IH調理器とミーレの掃除機が同じくこの夏で丸17年になる。これからしばらく家電品の世代交代が続きそうだ。

 

さて、今日は鏡開き。去年も書いているが、またしても「ラクポイポイ」のなんちゃって鏡開き、お椀一杯分だけの、ままごとのようなものである。写真も撮らずあっという間に食べてしまった。

yonnbaba.hatenablog.com

 

 

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どんなにかわいい画像で釣っても、我が家にロボット掃除機は要りません。狭いし微妙な段差だらけだし、それより何より私はヒマ人で、ロボットの助けなど求めては罰が当たります。(画像は「ねこナビ」さんのサイトより)

 

 

 

 

 

七草粥、丸ごと苺と肉まん

おとといの七草がゆ。別にお正月に贅沢三昧もしていないし、暴飲暴食だったわけでもないので必要もないのだけれど、形ばかり・・・。

 

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南部鉄器のころちゃん鍋で、煮詰まってしまった七草粥もどき(7草も入っていない)。上の器のものは例の老舗佃煮屋さんのまぐろの角煮、ほろほろで美味しかった。

 

 

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こちらは昨日のお昼の肉まん。1個で我慢しているのは・・・、

 

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こんなのを午前のおやつに食べてしまったから。ご近所さんにいただいた「丸ごと苺」。嬉しいけど、460キロカロリー

 

 

お粥も、肉まんに添えたスープも、去年買った南部鉄器の一人用ころちゃん鍋で。なんだかんだと、一日おきには使っている。しょっちゅう使っていれば、手入れも特に気を使う必要もないようだ。自分では計れないけれど、鉄分量はきっと大幅に改善されていることと思う。

 

 

 

お題「#買って良かった2020

仮定のご質問には・・・

辛いし、情けないし、不快だし、とても最後まで見ていられなかったけど、

全て書かれたものを読み、あらかじめ連絡した質問にしか答えないのなら、

もっと上手に読めたり話したりできる人が、代読するなりした方がいいんじゃない?

あるいはこんな可愛い猫ちゃんでも台の上に坐らせて、音声だけ流すとか・・・。

 

仮定のこと、思いがけない有事などを想定して対処していくのが政治だと思う

のだけど、政治を行う能力の有無を誰も突っ込まないのですか?

不倫で責められた芸人さんたち、このゆるさは羨ましいでしょうね。

芸人さんたちは税金で報酬貰ってるわけじゃないんだけれど。

 

 

 

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これで挨拶とさせていただきます。 (画像はネット上のフリー素材をお借りしています)

 

見応えのあった『ライジング若冲』

1月2日の夜に、正月時代劇としてNHKで放送されたドラマ『ライジン若冲』を、例によって録画で昨夜見た。

 

枡屋源左衛門(のちの若冲)は裕福な青物問屋の長男として生まれるが、魂は絵を描くことに取りつかれていて、家業を放り出して行方不明になってしまうありさま。優しい弟の宗次郎が代わりに店を支え、兄には思う存分絵を描くようにと言ってくれる。

 

さらに力強いことには、美術に非常に理解のある僧侶大典(永山瑛太)が、まだ無名の源左衛門の絵にほれ込み、全面的に協力してくれる。こうして若冲釈迦三尊像と傑作「動植綵絵」を描きあげるまでを、彼に「若冲」の名を与える不思議な仙人・売茶翁(石橋蓮司)、絵描き仲間の池大雅大東俊介)などをからめて描いてゆく。さらにのちの円山応挙である岩次郎(中山大志)を狂言回しのように配置して、軽妙さを添えている。

 

若冲役が中村七之助さん、弟宗次郎が渡辺大さんで、どうみても七之助さんがうんと年下に見えると思ったのだけれど、調べたら大さんの方が1歳年下だった。いつの間にか若いと思っていた中村屋のお坊ちゃんも、いい年になっていた。

 

若冲が精魂込めて作品に挑む様子は興味深いし、仕上がって相国寺の壁にずらっと掛けられた釈迦三尊像動植綵絵の三十三幅の軸を、蝋燭の炎が照らし出すシーンは圧巻だった。これを「なんとかK」という高精細な画面で見れば、さらに感動するのだろう。

 

ただ、一つだけ残念だったったのが、若冲と大典を今はやりのBLの色で描いてしまったことだ。前半はまだほのめかす程度でよかったのだが、最後のシーンで「死が二人を分かつまで」と、若冲の手の上に大典が手を重ねる描写は大いなる蛇足になってしまった。事実がどうであったにしろ、二人の間の感情はほのめかすにとどめるべきだった。あからさまに描いてしまったことで、せっかくのこの素晴らしいドラマが、一気に安っぽくなってしまいもったいないことをした。

 

 

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BSが見られる方は、16日に「完全版」が放送されるそうだ。