あとは野となれ山となれ

たいせつなものは目に見えないんだよ

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

百年の浪漫に遊ぶ『青年のための読書クラブ』桜庭一樹著

1919年創立で、東京は山の手にある聖マリアナ学園という名門女学校を舞台とする物語。100年後の2019年、翌年から系列の男子校と合併するという、女子校としては最後の年で物語は終わっている。 5つの章から成り、『シラノ・ド・ベルジュラック』『マクベス…

また現実逃避行動

来月映画が公開される関係か、当地では今昼間の時間帯に『Dr.コトー診療所』の再放送がされている。 放送時も見たし、以前再放送になったときもいそいそと見たし、もう今回はいいかなと思っていたのだけれど、それでもいちおう・・・と録画をしたものを、やっぱ…

現実逃避行動

(ひばりタイムスさんのサイトより) ウェブサイト上で見つけた懐かしい風景。でも本当の昭和のものではない。江戸東京建物館で撮影された写真だそうだ。 私が子供だった昭和30年代、身近にこんな風景があった。空き地にはたいていこんな大きなコンクリート…

ここも値上がり・・・

民生委員は設立時のまま調整せずに来ている(すでに100周年も超えたのに)のか、新年度が12月に始まるという特殊さだ。したがって現在は今年度の年度末というところ。 そして3年任期のその終了年度でもあるので、委員の身分証なども切り替わる。私はすでに…

益々ひかれていくゼンの世界『ヴォイド・シェイパ』森博嗣著

2週間ほど前に読んだ『フォグ・ハイダ』の、シリーズ第一作である『ヴォイド・シェイパ』を読んだ。『フォグ・ハイダ』があまりに素晴らしかったので、なんとしてもシリーズをちゃんとすべて読みたいと思い、図書館にリクエストを出した。著者のおびただし…

雨の中、冤罪被害者支援活動の仲間たち

昨年からコロナのためにめっきり様々な活動の機会が減り、狭山事件の支援者の会の会費が払われていないと連絡を貰った。今まではスタンディングやその他の活動で、その会のリーダーをしている人と会った時に払っていたのだけれど、気が付けば昨年分から払っ…

もうお酒は卒業の年齢なのかも

また次男が帰省してくれて、墓参に行ったり居酒屋さんに行ったりできた。有休を取り月曜に帰れば良いということで、土曜日の夜は迎えに来てくれた友人と出かけ、日曜日の夜に二人で近所の居酒屋さんに行った。 昨日の朝起きてみると、どうも胸がムカムカする…

ポストに投函されるチラシ

日々、ポストに投函されるチラシ類が非常に多い。一番多いのは、賃貸住宅だからか住宅の広告だ。あとは地元の企業の広告をまとめた情報紙や、車だの求人広告だの、なんにしても私には縁のないものが多い。 こうしたものは雑紙としてリサイクルの対象だ。お店…

機械油と汗と本、『わたしの、好きな人』八束澄子著

さやかは12歳。小学6年生だが、彼女を生むとすぐ母親はいなくなってしまったため、父と8歳上の兄と、あとは彼女が物心ついた時からずっと住み込みで家業の鉄工場で働いている従業員の杉田と、男ばかりの家庭の唯一の女性であるゆえか、主婦代理のような、…

虫の居所の悪い日

今日の日本語教室、バングラデシュの若いお母さんが連れてくるMくんがなぜかご機嫌が悪く、途中からかなりぐずって泣いていた。 私の受け持つグループはこの教室では一番上のクラスでもあり、日常会話にはかなり慣れた人たちなので、このМくんのような様子を…

冷凍中華まんが2分でふっかふか

マグカップを使ってふっかふかに仕上げる方法が広く知られ、もう誰もが手軽に美味しい冷凍中華まんを召し上がっているかもしれない。 母がいなくなって一人暮らしになったとき、1合のご飯を手早く手軽に炊くために、ハリオの電子レンジ用炊飯鍋を買った。 …

世代間の溝【追記あり】

先月の終わりごろの放送だったようだが、NHKの『ドキュメント72時間』で、北海道知床半島の秘湯での72時間があった。漁師を始めとする地元の人たちが協力して作った、無料の露天温泉が今回の舞台だ。 その温泉には、仕事を終えた地元の人も観光旅行の人も来…

小春日和の昼下がりにつらつらと

コロナのために今年も民生委員への招待はないけれど、今日は地元の小学校の学習発表会。そのため、今週の見守り当番は金曜日でお役御免とはならず、本日も・・・。 やはり学習発表会で子供たちの気分も高揚しているのか、今日は「さようなら」の挨拶の返って来…

不思議な魅力をたたえる『フォグ・ハイダ』森博嗣著

タイトルに惹かれ書棚から取り出した。そして装丁にまた惹かれた。等伯の松林図屏風を思い出すような、しっとりとした霧の風景。パラリと開いて読んでみると、なんと時代小説だった。 こうして読み始めた本作品だったが、期待を裏切らない、素晴らしい作品だ…

緊急支援くださるそうな

「臨時特別給付金」の通知が届いた。 年金生活者の私にはコロナの影響はないし、幸いにも、このところの激しい諸物価値上げの影響もあまり感じてはいず、もちろん円安も関係ない。特段生活が苦しくなったという実感は皆無だけれど、受け取りを辞退したところ…

靴の大切さ

先日書いたように、先週末私は珍しく土、日と二日続けて外出した。土曜日はグレー系のワンピース、日曜日は明るいベージュのワンピース、どちらもスニーカーというわけにはいかない物だったので、グレーのほうには黒のショートブーツ、ベージュには同じよう…

野菜のチップス

昨日から、左の股関節あたりに痛みを感じる。4年前の右足の変形性股関節症のことを思い出す。初めは今のような違和感だった。痛みと言うより、ジョイントが外れかかっているような感覚。何かのはずみでカチッとうまくかみ合えば、スッキリするのではないか…

日本語スピーチコンテスト

出かけるのが苦手な私が、二日連続で街へ。それと言うのも、私がボランティアをしている日本語教室の唯一のティーンエイジャーの生徒さんが、今日のインターネットフェスティバルの催しの一つである日本語スピーチコンテストに出場するからだ。 過去にはこの…

「聞こえと補聴器の役割」の話を聞きに

テレビのためのスピーカーではなく、そろそろ補聴器を検討しようかと思いネットで検索していて、「聞こえと補聴器の役割」という講座を見つけ、先月申し込みをしていた。 今日はその講座の日で、何年振りかでNHK文化センターに出かけた。ここには、仕事をや…

足を伸ばして小さな発見

先日農協の店まで出かけた時、実は液体肥料も買いたかったのだけれど、苗だけでも結構買ってしまったため、800ミリリットルの液肥を買ったら、絶対に帰り道で荷物の重さにへたばるだろうと思い、諦めた。 案の定、帰り道は苗だけでも途中で腕が疲れ、休憩が…

間接民主主義の危機?

今までにも何回か触れてきた、豊橋市の「新アリーナ問題」。再検討保留を公約にした新市長の誕生と、その後再び動き出しそうな状況になって、市民が署名などで上げた反対の声もあって一時凍結されていたが、今年5月その新市長が当初の計画通り豊橋公園内に…

朝起きのモチベーション

だんだん、朝、布団と離れがたい時期になって来た。なにしろ、私など寝ていようと思えば一日中寝ていたっていいのだ。 そんな私が、この季節まだ暗い5時台に起き出すのは、ひとえに「起きないと、夜寝るのに苦労する!」と思うからに他ならない。寝つきも良…

トーストスチーマーを使ってみた

100円ショップで買いたいものがあって出かけた。目的のものをキッチン用品のコーナーで見つけ帰ろうとした所、「トーストスチーマー」なるものが目に入った。そう言えば、トーストが格段に美味しくなると以前テレビで紹介していたのを見た記憶がある。 「外…