あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今年280本目のエントリー

ブログ画面サイドバーの月別アーカイブを見ると、今年のエントリー数が279になっている。するとこれがちょうど280本目。いや、300なら分かるが280で「ちょうど」と言うのもどうなんだろう。 簡単だけれど外回りの掃除を済ませ、年越しそばの材料や墓参用の花…

子供たちのダンスに目を見張る『マチルダ』

ずっと掃除モードにスイッチが入らずにいたが、今週は毎日一か所程度のペースで進め、小さな家でもあり、一人の静かな暮らしで大した汚れでもないし、大掃除とはとても言えない手抜き仕事でもあって、なんとかほぼ終了と言える状態になった。 イギリスの舞台…

液体の日本人、固体の西洋人

一昨日紹介した『すべてがFになる』の中に、興味深い話があった。主人公の犀川助教授の言葉として出てくる。 日本では、一緒に遊ぶとき、混ぜてくれって言いますよね。混ぜるっていう動詞は、英語ではミックスです。これはもともと液体を一緒にするときの言…

『エルピス』斎藤のセリフの緊迫感を消したもの

よほどリアルタイムで見ようかと思ったけれど、やはりCМがうっとうしいと思い昨夜はいつも通りに寝た。 そして、今朝はまず『エルピス』の最終回を見なければ!と、朝食や身支度が終わるとすぐテレビの前に座った。 news.yahoo.co.jp シリーズの中盤の物語…

さあ、年末!と、『すべてがFになる』森博嗣著

今朝はまず家じゅうのクリスマスの飾り物を片づけた。頭もいよいよ年末モードに切り替えなくては・・・と言いながら、読み終わった『すべてがFになる』についてちょっと書いておく。 『フォグ・ハイダ』以降すっかり森博嗣さんに「はまって」しまい、このシリ…

濃厚いちごミルク

お歳暮でいただいた詰合せに入っていた「いちごミルクの素」を飲んでみた。この商品1に対してミルク2の割合で混ぜるとある。我が家は牛乳でなく豆乳だが。 トローリ濃厚ないちご豆乳の出来上がり。一口飲むと、口からピロンと苺の果肉が垂れ下がる。まるで…

とんでもないクリスマス前日

昨夜、寝る前のメールチェックで自分のとんでもない間違いに気づいた。それは、息子夫婦のもとに送ったはずの荷物が、明日の午前指定で我が家に配達されるという連絡のメールだった。 そんなはずはない!粗忽なくせに、まずは自分を信じてしまう自信過剰な私…

7年前のエネルギー

昨夜一か月ぶりくらいに”言い出しっぺ”から電話があって、長いおしゃべりをした。住民投票条例の請求署名が目標を大きく上回る結果となった後、議会への揺さぶり作戦についてLINEをしておいたのだけれど、今回は私事で忙しく、あまり協力ができそうにないと…

ゆず湯でほぐれる冬至

先日いただいたゆずで、ささやかなゆず湯を楽しんだ。いつもは入浴後すぐ湯を落とし風呂掃除まで済ませてしまうのだけれど、今日は掃除は明日ということにして、最後までのんびりした。 昼間でもあかりをつけないではいられない、暗く沈んだ冬至の一日だった…

晴れパン、曇りのち雨になっちゃった?

団地の自治会のお金を預け入れに行く金融機関の、斜め向かいあたりに生食パンの店があり、たまには買って帰ろうと思いながら、いつも食べているスーパーの食パンが気に入っているので、そのうちそのうち・・・と思いながら果たさずにいた。 yonnbaba.hatenablog…

若々しい蔵之介さんの『ハンチョウ』

私の地域では、いまテレ東チャンネルで今野敏原作の『ハンチョウ』のシリーズ1の再放送がされている。TBSで最初に放送された時に見て、確かその後再放送でも見たので今回は3度目になるのではないかと思うが、結構楽しんでいる。 シリーズが進むにつれて少…

真夜中の惨事

真夜中の3時、ではなく、惨事。 夜中に目覚めた。なんだか左足のふくらはぎあたりが濡れている感覚。?・・・! 時々頭をよぎっていた不安が現実になったようだ。湯たんぽの水漏れ、いやお湯漏れ。キャップの締め方が甘かったのだろうか。 対処するのは起きて…

寒い国の力を感じる

今朝は少々寝坊して目覚めたら6時半だったが、ストーブをつけると、現在気温が10度と表示された。何日か前にもあったが、これは寒のさなかと同じ温度である。このところの寒さはまさに本格的だ。 陽が高くなっても、窓から見る景色はいかにも寒そうな感じで…

どんより空と心をふさぐ思い

今にも雨か、もしかしたら雪でも落ちてきそうなどんより空。でも、今日は髪のカットに行こうと決めていたので、心を奮い立たせて出かける(大げさな・・・)。 帰りはかすかに雨が落ちて来ていたけれど、さっぱりした髪と、スーパーで買った花束のおかげで心は…

ほかほか焼き芋

理事をしているNPO法人の代表が、印鑑を貰わなくてはならない書類があるとのことで訪ねて見えた。発足以来理事の変更もないので何もせずにいたけれど、重任(任期が終了すると同時に同一人が再任されること)でも法務局に届けないといけなかったのだそうだ。…

青森の友との電話

津軽の地を離れて30年になろうとしている。いまだに暮れになると、何人かの友人が米やリンゴを送ってきてくれる。私もささやかながら、当地の名産を送る。お互いに荷が届くとお礼の電話をするので、年に二度ずつ声を聞くことになる。 ゆうべ、そのうちの一人…

雨のち晴れの見守り当番

今週は見守り当番。今日から3日間は個人懇談会とかで、児童は1年生から6年生まで全員13時の下校だ。いつもなら昼食後ものんびりダイニングチェアに座り続けて、うとうとしかけたりしている所だけれど、今日はさっさと後片付けをして、所定の所に旗を持っ…

信じるとは考えずに済ますこと『ブラッド・スクーパ』森博嗣著

森博嗣のヴォイド・シェイパシリーズの2作目。相変わらず無垢で純粋で剣にひたむきなゼンの魅力があふれる。 今回のゼンは、竹の中から得られたという真珠のように美しい「竹の石」という宝を有する庄屋の家に滞在することになる。それを削って飲めば不老の…

男性比率の超低い集まり

今年最後の老人会の定例会。もともと男性が少なかったのに、今年は3人も男性会員が天国に召されてしまったため、今日の出席は15名中男性はたった3名だった。登録会員数も、市の補助金が出る最低ラインぎりぎりになってしまっている。なんとか新しい仲間を…

湯たんぽのぬくもり

物心ついたころから、冬になると寝る時に電気あんかを使っていた。何の図案だったかは忘れてしまったが、カバーに可愛いアップリケの付いた子供用のものだった。私が足が冷たいとか訴えたのだろうか。なぜそれほど豊かでもなかった時代に、「風の子」のはず…

師走の街を歩く

本年度3回目の市老人クラブ女性部の会議があったので、市役所の本庁舎まで出かけたのだけれど、内容は呆れるほど形式的で内容がなく、こういうことをつかさどっている担当部署の職員たちは疑問を持たないのだろうかといぶかしくなる。 超高齢化と言われる社…

8番目の大波がヒタヒタとと、あちこちのお金の話

今日の日本語教室、ボランティアスタッフの一人がコロナのために欠席した。それでも、今は見学のボランティアが2人いるので、生徒さんもスタッフも7人ずつというにぎやかな教室だった。 まだほとんど日本語の分からない、バングラデシュの新しい女性が加わ…

励まされる言葉

日曜日の朝テレビをつけると、桂文珍さんと評論家の樋口恵子さんが話していた。その樋口さんが紹介された秋山ちえ子さんの言葉がとても印象に残った。 いろいろなことで一所懸命に活動しても、なかなか世の中は変わらない。それで樋口さんが意気消沈して文句…

不器用な二人が愛おしい『自転車屋さんの高橋くん』

またしてもテレ東の深夜ドラマにはまっていたら、その作品がネットフリックスでも見られるようになり、「えっ、テレビより一足お先に全部見られちゃうの?!」と喜んだら、やはり放映されたところまでだった。そりゃそうか。 舞台は岐阜県大垣市で、今どきい…

夜明けはまだまだ

やっと4時をまわった。金曜日に寝すぎたせい、いやそんなことはないだろうけれど、3時前に目が覚めてしまい、そのあと寝付けなくなってしまった。 2時3時に目覚めることは珍しくないが、自分の家ならたいていはすぐまた眠れる。ふとしたひょうしに何か考…

めまいからのサバイバル(ちと大げさ)

昨日の朝起きようとするとすごいめまい。ここ数年で何度も経験しているのでこれはまずいと思い、治まるまでもう一度寝ることにする。 次に目覚めたのは10時過ぎ。なんとか治まっているような気がするので、起き出して、食前服用の薬を飲み、毎朝一番の白湯を…

遭遇しそうな都会のサバイバル『とにかくうちに帰ります』津村記久子著

うちが大好きな私は、たまに気の進まない所用で出かけた時など、用事が済むともう、とにかく「うちに帰ろう!」と思ってしまうので、市民館の書棚でこの題名を見つけた時「あ、よくある私の心境だ」と親近感を抱き、読んでみようと思った。 ところが、読んで…