あとは野となれ山となれ

たいせつなものは目に見えないんだよ

2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ゆく年

歳を取って意欲が減退し、年末と言ってもあれこれする気が起きない・・・などとうそぶいて(いや、七割がた事実でもあるが)こたつのお守りばかりしているので、今年の冬は足が冷えるという思いをほとんどしないで済んでいる。 夜は電気あんか・充電式あんか・…

見つかった落とし物

昨夜洗面所で、イアリングの片方がないことに気が付いた。アリーナの会議に出かけてマスクをつけたので、それを外す時に落ちたのだろう。 たぶんマスクを外したのは帰宅してからだから、家の中にあるのではないかと思い探したが見つからなかった。特にお気に…

またいつものすれ違い

アリーナ反対派の集まりの今日、時間を割いて何とか参加するという”言い出しっぺ”と一緒に出かけた。 この集まりを計画した当初は、賛成多数で60日という期限で行われることになるであろう住民投票に向けた作戦会議のはずだったのだけれど、議会の最終日のそ…

こんな暮らしを・・・

借りていた本を生涯学習センターまで返しに行った。今回は返却のみにして新たな借り入れはせず、「今年も一年大変お世話になりました。良いお年をお迎えください」と、窓口の方に挨拶して帰って来た。 2024年度に読んだ本は54冊(うちこのブログで紹介したの…

なにがなんでもハコモノを!?

何度も何度も我が街のアリーナ問題で恐縮だけれど、でも全国のあちこちで同じような問題が進行しているとも思う。 今日の市議会で、アリーナ建設の是非を問う住民投票条例案は成立しなかったという。反対派は120日以内の投票、推進派は60日以内の投票という…

二酸化炭素排出ゼロの贈り物2

今年も昨年に続いてタイトルのようなプレゼントが届いた。 これは昨年のプレゼント到着のこと: hikikomoriobaba.hatenadiary.com さすがAmazon、デジタルの苦手な受け取り手のために、今年は昨年のようなコードの入力さえも必要なく、さらに簡単になってい…

今年のよかったこと

はてなのお題にあるからか、多くの方が「今年買ってよかったもの」について書いていらっしゃる。モノは極力買わないよう心がけている私は、あまりこれについては思い浮かばない。強いて挙げれば、つい最近購入した補聴器だろうか。来年の私の暮らしを、ちょ…

誘惑に負けない

毎日筋トレ・ストレッチをするようにしている。筋肉をつけるためではなく、せいぜい落ちないようにする程度の、ほんの20分か30分の簡単なものだ。それでもやり続けていれば、きっと80歳になっても90歳になってもできるのではないだろうかと思い、なるべく毎…

マイナ保険証

昨日歯科医院で待っていると、パタパタと私のあとに3人の患者さんが来た。全員マイナ保険証を読み取り機械に置いていた。ネットの記事などによれば、マイナ保険証の利用率は非常に低いらしいが、ここでのそれはなんと75%だ。それでも私は気にしない。マイ…

またまた・・・

例によって月に一度のATMでの入金に行く。ついこの間までなるべく涼しく行く工夫をしていたのに、もう冬のコート着用の季節になった。途中で通り抜ける公園も冬枯れの景色。でも今日は元気に3組の親子が遊んでいた。 かなり時間のかかっている前の方が操作…

またうっかりミス

なかなか暮れの掃除をする気も出ないのだけれど、いいかげん換気扇のフィルターくらい取り替えなければ・・・と思って、先月ネットで買っておいた商品を取り出し、踏み台に乗って取り替えようとした。 そうしたら、なんということ。また痛恨のミス。サイズを間…

消えゆく美しい世界『日比野豆腐店』小野寺史宜著

本当に、どこかの町の一角にありそうな小さなお豆腐屋さんの平凡な毎日のお話。でも、現実には、今の世の中には、もうこんな優しい世界はなかなか見つけられないのかもしれない。 京成本線の堀切菖蒲園。その駅から歩いて5分ほどのところにある日比野豆腐店…

ドブに捨てた34万円

こんなタイトルをつけたものの、はたして今の若い人たちが「ドブ」を知っているだろうかと思った。「ドブ板選挙」とか「ドブねずみルック」とかと、あまり芳しからぬ場合に主に使われてきた「ドブ」だけれど、私たちの生活圏にもうあまり見られない。あった…

ガチガチの体

なぜか土曜日の夜から、手術した右足が重い。夜ベッドに入るのにも、自分の右足をヨイショッと手で持ち上げないと上がらない。筋トレストレッチの時に、股関節を柔らかくするストレッチに少し無理があったのだろうか。何事も過ぎたるは及ばざるがごとし、ま…

幸せな時代の幸せな家族『鳥の水浴び』庄野潤三著

***** 名作『夕べの雲』から三十五年。時は流れ、丘陵の家は、夫婦二人だけになった。静かで何の変哲もない日常の風景。そこに、小さな楽しみと穏やかな時が繰り返される。暮らしは、陽だまりのような「小さな物語」だ。庄野文学の終点に向かう確かな眼…

日本語教室の話の続きとフレイル予防

日本語教室のFさんの話は、権力者の横暴のことばかりではなかった。 テキストに、「年を取ったら、子どもといっしょに住みますか」という問いに「~つもりはない」で答えるようにという設問があった。「昔は何世代もの家族が一緒に暮らしたが、現在の日本で…

日本語教室で社会問題を熱く・・・

今年最後のふれあい日本語教室。私の担当するグループは2名だが、今日そのうちの一人は持病の受診のため欠席だ。 一人だけとなったFさんは、かつて教室全体でも生徒がたった一人という時期を経験している。何人ものスタッフに囲まれて学習者は自分一人で、…

オンデマンドで研修受講

先日の民生委員の定例会で、令和6年度の基礎スキル研修が動画で配信されるという案内があった。オンデマンドで自宅で受講できるが、自宅で受講できない人には、集合会場が用意されている。平均年齢の高い民生委員仕様だ。 私はもちろん自由のきく自宅受講を…

緑色から黄緑色

今日は民生委員で歳末助け合い運動の街頭募金。10月に赤い羽根の募金を引き受けたばかりなのだけれど、ベテラン委員で発言力のある方の「今期で退任する方たちにやってもらいましょう」の一言で決まってしまった。 赤い羽根の時のように雨(おまけに風も強か…

やっとまともな報道が・・・

板橋区民ニュースさんのサイトからお借りした昭和31年の歳末風景。まだまだ世の中は貧しかっただろうけれど、なんと活気にあふれていることか! 12月も四分の一が過ぎてしまったが、毎日新聞の永海さんという記者さんが、やっとまともな記事を書いてくださっ…

取り残される寂しさ

少し日にちがたってしまったが、先週火曜日の『宙わたる教室』の第9話がまた良かった。 第8話では、小林虎之介くん演じる岳人の過去の悪友である三浦(仲野温)に、科学部の実験装置を無残に壊された。その後も三浦は岳人につきまとい執拗に昔の仲間に引き…

防犯と安否確認

昨日に続いて老人会のこと。私自身は地域の老人会を、防犯・防災や日頃のちょっとした困りごとの相談(一人では運べないものも二人なら簡単に運べたり・・・)のための会と思っている。そしてこの頃あの人見かけないなとか、夜電気がつかないなといった安否確認…

発展的解消

今年度最後の市老人会(ゆたかクラブという)の女性部会の会議があり、市役所に出かけた。 11月に善意銀行に寄付した雑巾・タオルの枚数などの報告。この他には女性部長の研修会(という名の旅行)くらいで何も事業がないのだから、会議の内容も空疎なものだ…

ハコモノ作りたい人々の熱さ

単純な私は「豊橋公園へのアリーナ建設は中止する」という公約を掲げた市長の当選で、何年も活動してきた私たちの建設反対の運動もめでたく終了と思っていた。ところが先月の18日、新市長の任期が始まると同時に大変な反発の動きが起きている。 新聞やテレビ…

今年もあやとり・お手玉・独楽回し・・・

今年も地区の小学校の「昔の遊びを楽しむ会」の日がやって来た。学校の行事はだいたい時期も曜日も決まっているのか、今年も第一水曜日で、私はまたしても民生委員の定例会とぶつかってしまって参加は出来ず、お手伝いを老人会の他のメンバー3人にお願いし…

ありそうで怖い『アイスクライシス』笹本稜平著

この物語のどのあたりまでが事実で、どこからがフィクションなのか。巨大国家の機密維持のためなら、民間人を事故に見せかけて抹殺する・・・くらいのことは、いかにもありそうで怖ろしい。 先日読み終えたオオカミと人間の物語に心がふるえ、やっぱり笹本稜平…