あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

テレビ・ニュース

NHK「おはBiz」の神子田さん

NHK朝のニュース「おはよう日本」に「おはBiz」という経済のコーナーがある。以前このコーナーの担当キャスターのファンになってブログでも取り上げた。 yonnbaba.hatenablog.com 豊永さんが去って、このコーナーを見る楽しみが少々減ってしまった。その後登…

吉宗と久道

今週の『大奥』の加納久道(貫地谷しほり)のセリフが素晴らしかった。長子の家重が障碍を持つため、自分の跡継ぎを誰にすれば良いか思い悩んでいる吉宗(冨永愛)に対し、久道は言う。 「将軍の器とは他のものを思う心の有る無しであると私は考えております…

ワクワクしているドラマ『リバーサルオーケストラ』

西さいたま市(架空)のポンコツオーケストラがドラマの中心。市長(生瀬勝久)は音楽で街の活性化を図りたいと新しいシンフォニーホールも計画しているが、市長と対立する市会議員の本宮(津田健次郎)は、なんとしてもこの大赤字の交響楽団を潰し、同時に…

ほのぼの生活が続くといいね『今夜すきやきだよ』

キャストは豪華なのに肩すかし・・・といった感の作品が多い(私が脱落したあと良くなっているかも知れないが)今期のドラマだけれど、またしてもテレ東の深夜枠に、私好みの作品を見つけて楽しんでいる。蓮佛美沙子さんのあいこと、トリンドル玲奈さんのともこ…

新作熱望『ねこねこ55』

ご心配をおかけいたしましたが、今日はほぼ平常の体調に回復いたしました。皆様のお優しいコメントやブクマコメントに心から感謝いたします。 1月7日にEテレの『ねこねこ55』の放送があったので「ワーイ」とばかり録画したのだけれど、またしても「ミケ…

『エルピス』斎藤のセリフの緊迫感を消したもの

よほどリアルタイムで見ようかと思ったけれど、やはりCМがうっとうしいと思い昨夜はいつも通りに寝た。 そして、今朝はまず『エルピス』の最終回を見なければ!と、朝食や身支度が終わるとすぐテレビの前に座った。 news.yahoo.co.jp シリーズの中盤の物語…

若々しい蔵之介さんの『ハンチョウ』

私の地域では、いまテレ東チャンネルで今野敏原作の『ハンチョウ』のシリーズ1の再放送がされている。TBSで最初に放送された時に見て、確かその後再放送でも見たので今回は3度目になるのではないかと思うが、結構楽しんでいる。 シリーズが進むにつれて少…

励まされる言葉

日曜日の朝テレビをつけると、桂文珍さんと評論家の樋口恵子さんが話していた。その樋口さんが紹介された秋山ちえ子さんの言葉がとても印象に残った。 いろいろなことで一所懸命に活動しても、なかなか世の中は変わらない。それで樋口さんが意気消沈して文句…

不器用な二人が愛おしい『自転車屋さんの高橋くん』

またしてもテレ東の深夜ドラマにはまっていたら、その作品がネットフリックスでも見られるようになり、「えっ、テレビより一足お先に全部見られちゃうの?!」と喜んだら、やはり放映されたところまでだった。そりゃそうか。 舞台は岐阜県大垣市で、今どきい…

また現実逃避行動

来月映画が公開される関係か、当地では今昼間の時間帯に『Dr.コトー診療所』の再放送がされている。 放送時も見たし、以前再放送になったときもいそいそと見たし、もう今回はいいかなと思っていたのだけれど、それでもいちおう・・・と録画をしたものを、やっぱ…

世代間の溝【追記あり】

先月の終わりごろの放送だったようだが、NHKの『ドキュメント72時間』で、北海道知床半島の秘湯での72時間があった。漁師を始めとする地元の人たちが協力して作った、無料の露天温泉が今回の舞台だ。 その温泉には、仕事を終えた地元の人も観光旅行の人も来…

若者たちよ、頑張って!

昨日付のハフィントンポストに、起業によって儲けるだけではなくて、社会問題の解決も図りたいという企業を応援する、「インパクトスタートアップ協会」の紹介記事があった(写真には少々見たくない顔も写っているが)。 www.huffingtonpost.jp こうした、利…

暑い!に始まり、寒い!で終わる見守り当番

見守り当番最終日は冷たい雨となった。月曜日はまだ日焼けも気になる暑い日だったのに、今日は子供たちを待つ間「寒い、寒い」と足踏みをしていた。木綿の七分袖のワンピース、足元は素足だったので、もう少し厚みのある素材の長袖に、ソックスが必要だった…

素敵すぎる『監察医朝顔』の桑原くんパパ

2シーズン(2020年からのシーズン2は2クール続いた)の連ドラ時代からずっと思っていたが、ドラマ『監察医朝顔』での、主人公朝顔(上野樹里)の夫桑原くん(風間俊介)の夫ぶりパパぶりが、あまりに自然で素敵で心をつかまれる。このたび放送されたスペ…

男前すぎツダケン『あなたのブツが、ここに』【再放送情報追記】

長く声優として活躍していらしたようで、私がツダケンこと津田健次郎さんを知ったのは、昨年の秋ドラマ『最愛』だった。そのあと、今年の春ドラマ『ナンバMG5』では柴犬松の声!少し前から、ネットフリックスの『極工夫道』という6分ほどの超短編で、家事…

ドラマのようなドキュメンタリーのような

テレビ番組に、こんな形があったのだと新鮮な驚き。初回は2020年度の放送だったらしいが、全然知らなかった。『連食テレビエッセー きみと食べたい』。 フードエッセイストの平野紗季子さんという方が、女優さんとともに各地のレストランで食事をする。私が…

瞳キラキラな男たち(改題)

元々2021年5月に放送された番組の再放送分を録画。それをさらに1か月ほど寝かせた挙句に見たのだけれど、期待した以上に面白かった。ETV特集『激変する西之島~太古の地球に出会う旅~』だ。 西之島は東京都心から1000キロ離れた無人の孤島。小笠原諸島の…

バーチャル見学『名建築で昼食を』

子供の頃からレトロでクラシカルなものに心惹かれた売れないコピーライターの春野藤(池田エライザ)は、友人とのカフェの共同経営を夢見ている。SNS上で見つけた「乙女建築」なる写真に一目惚れ、撮影者の植草千明を師匠と尊敬している。千明という名前…

今日のささやかな楽しみ『石子と羽男』

2015年以来、政治屋と闘っているという意識があるが、統一教会問題が浮上してからというもの、そのバトルはいっそう緊張を強いられる気がして、疲労困憊気味だ。 これまでの7年間にも、これだけの証拠が出たからには今度こそ追い詰められるだろう!と思うこ…

子供の悪態を思い出した

昨日の二階元幹事長の「国葬やらなかったらバカ」という発言のニュースを知って、半世紀以上忘れていた子供の頃の悪態を思い出した。相手に言い返さえたりして詰まってしまった時に言う、アレである。 「〇カ、カバ、〇〇ドンヤ!」 二階さんも、もう返しよ…

過ちを繰り返さないために

遅ればせながらNHKと朝日新聞が旧統一教会のことを取り上げ始めたようだけれど、今度こそ「政治の力」に押しつぶされず、人々が希望を持てる社会に変えていけるのか、しつこく見守っていきたいと思う。 昨日のサンデーモーニングで、コメンテーターの青木理…

中っくらいのスイミーにはなれたかな?

昨日あたりから、ちょっとだけ気持ちが上向いている。なぜかと言えば、「#もうNHKに金払いたくない」というハッシュタグがTwitterでトレンドとなり、それに慌てたNHKが、旧統一教会に関する報道を遅ればせながら始めたからだ。 私は、安保法制に揺れた2015年…

不思議な『僕の姉ちゃん』白井ちはるさん

『僕の姉ちゃん』に登場する白井ちはる(黒木華)は不思議な女性だ。輸入家電の会社に勤める30歳のOLとのことだが、仕事の時の彼女の服装は、オーダーメイドっぽい高級そうな、それも、ワンピースとコートが同じ生地でできていたりする、昭和3~40年代を思わ…

不思議な四色問題

Eテレの『笑わない数学』を見て、いつも途中からキツネにつままれたような気分になってしまうのだけれど、今回の『四色問題』も不思議でたまらない。 ご存じの方も多いかも知れないが、四色定理というのは「平面上のいかなる地図も、隣接する領域が異なる色…

3期連続の間宮祥太朗さん『魔法のリノベ』

NHKの『ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵』のあたりから、ずいぶん濃い顔立ちの俳優さんだなと記憶に残り始めたが、このところ、冬、春、そして現在の夏ドラマと、3シーズン出ずっぱりの活躍を見せる間宮祥太朗さん。『ファイトソング』のナイーブなミュ…

悼みつつ評価する

情緒的な物語が大好きなこの国の大衆とマスコミに、このようなタイミングでこのような物語が投げ込まれるとは、残念無念などという語では表せない。 気分が悪くなるばかりなのであまりテレビはつけないようにしているが、案の定、お涙頂戴や礼賛物語があふれ…

無知・無関心の罪

録画しておいたETV特集『ウクライナ侵攻が変える世界 私たちは何を目撃しているのか 海外の知性に聞く』(最初の放送は4月2日)を見た。 国家に翻弄された旧ソビエト諸国の人を書いてきたノーベル賞作家スベトラーナ・アレクシエービッチさん、フランス歴…

どうしても「いただく」を使いたいのなら・・・

今日も言葉の話題。楽しく見ている『先生のおとりよせ』だけれど、その中にも、昨日話題にした「いただく」が出てきた。 主人公の二人、作家の榎村(向井理)と漫画家の中田(北村有起哉)が出版社を訪れ、編集長(橋本マナミ)たちと新作のコラボ作品につい…

大人がいない世界

AIのスノウのもととなっている雪は、現鷲田首相の第一秘書だった白井の娘。AIによって選ばれた実験都市ウーアの17歳の総理大臣真木亜蘭の幼馴染だ。貧しい母子家庭でヤングケアラーとして病気の母の面倒を見ていた真木に、唯一優しく接してくれた友人だ…

デカいデカいと・・・

録画しておいた『ブラタモリ』を観た。今回は「八王子はなぜデカい?」だそうだ。 なぜ「デカい」なのか。そして今回はまた皮肉にも、案内役が女性の方だった。なのに、その方もいちいち「デカいんです」「デカいんです」と「デカい」を連発なさる。おそらく…