あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

テレビ・ニュース

お節介ながら『十七歳の帝国』再放送のお知らせ

先日ご紹介したNHKのドラマ『十七歳の帝国』。好評なのか(であれば嬉しい)、再放送されるようです。 21日(土)0:25 第一話 (金曜日の深夜) 1:15 第二話 その日の夜10:00に本放送の第三話の放送があります。 hikikomoriobaba.hatenadiary.c…

5月も半ばのどんより空模様と『十七歳の帝国』

5月も半ばを過ぎ、インテリアもすっかり夏仕様になったけれども、冷え性の私は、いまだ足首の冷えを感じないで過ごす日はいくらもない。今日もまたどんよりと雲がたちこめ、足首ばかりか膝までいくぶん冷えを覚える。 今年の皐月も、こんなはっきりしない天…

『ねこ物件』解約

初回を見たとき妙に期待してしまったが、2回目、3回目と見るにつれ肩透かしをくらうようで、ついに離脱することにした。 自分には合わないというだけで、楽しめる方もいるのだから、ドラマにしろ本にしろ、マイナスの評価はなるべくしないようにしているけ…

ヤンキー物に「ハマる」なんて・・・

冬ドラマの『ファイトソング』では、コミュニケーションの苦手なミュージシャンを好演していた間宮祥太郎さんが、春ドラマではなんと、いつの時代かというバリバリの特攻服を着て、金髪を逆立てたヤンキーを演じている。『ナンバМG5』。 千葉最強のヤンキー…

胸を打つキエフ(放送当時)の姿

『世界ふれあい街歩き』という番組が好きだ。出不精の私は、自分で実際に名所旧跡に出かけるよりも、この番組で、ヨーロッパの古い街並みの小さなパブや美しい川べりなどで、仕事帰りらしい人たちが飲みながらおしゃべりに興じている姿などを見るほうが楽し…

榎村先生は津軽人だった!

テレ東の深夜ドラマらしいゆるさの『先生のおとりよせ』が、回を重ねるごとに面白くなってきた。なんと言っても、正反対の二人の主人公、小説家の榎村遥華(向井理)と、漫画家の中田みるく(北村有起哉)のバトルが楽しい。 今回の第3話では、セクシーな編…

呆れた言葉

前回は興ざめな言葉だったけれど、今度は呆れた言葉。 www.j-cast.com ネット上で目にしたタイトルが本当にあった事とは思えず、クリックして読んだ。おじさんたちの私的な飲酒の席での発言でも人品を疑うが、なんと大学で開催される社会人向けのマーケティ…

春だ!草も伸びる!税の無駄遣いも・・・

は~るよ来い♪と歌っている間もないほど、急に春が来てしまった感じのこの頃だ。庭の草も一気に勢いづいている。ぼうぼうになってしまわないうちに、ちょっとだけでも抜いておこうかと、今日は朝一番で、日が当たってくるまでと決めて草取りに取り組んだ。 4…

映画『チョコレートドーナツ』が放送されます!

以前のブログ「よんばばつれづれ」や、現在のこのブログでも紹介したことのある映画『チョコレートドーナツ』が、今日の深夜0時55分(正確には明日になっているけれど)からNHK総合チャンネルで放送されます。 yonnbaba.hatenablog.com hikikomoriobaba.hat…

『即興詩人』の116-3-17は「錶」

判じ物のような今日のタイトルは、暗号である。今読んでいる、北村薫さんのベッキーさんシリーズ最初の作品である『街の灯』にこの暗号が登場し、ドラマ『ミステリと言う勿れ』で門脇麦さん演じるライカの使う暗号と同じだと、思わずニンマリしてしまった。 …

いいぞ!『鉄オタ道子』みたび・・・

放送中に、同じドラマを三度も取り上げるのは珍しいことだけれど、どうしてもこれは書いておきたい。 『鉄オタ道子、2万キロ』の第8話の録画を見た。今回は栗原類君演じる甲斐君が、憧れの旅ライター「Yui」さんに遭遇することを期待して、いかにもさびれ…

卑怯者がリング外に去ることを・・・

日本語には「卑怯」という言葉がある。 こういう言葉を持っていることを誇らしく思う。 そして、 日本語には「判官びいき」という言葉がある。 こういう精神性を持つ人々を誇らしく思う。 どちらも、近年人気は急降下しているようではあるけれど。 それどこ…

もの言えば唇寒い時代

先日ワットさん(id:watto)がドラマ『鉄オタ道子、2万キロ』に不適切な表現があったという件を取り上げていらした(勝手に言及すみません)。あののんびりとしたドラマのどこにそのような不穏なものがあったのだろうと思ったが、どうやらそれは「メッカ」と…

素晴らしい子供たち

今朝のニュースの中で、子供のかかわる二つのニュースに感心してしまった。 一つは、中学生が授業で習ったAEDを使って、先生の命を救ったというものだ。昨年の大型連休中のこと。鎌倉の第一中学校バスケットボール部が体育館で練習中、顧問の教師が突然意…

しゃべりかた美人

今月のNHK『100分de名著』は『金子みすゞ詩集』だ。26歳で命を絶ってしまった詩人の作品は今やあまりに有名だけれども、今回私は指南役の松本侑子さんについて書きたい。 翻訳家で作家の松本さんは『赤毛のアン』シリーズを翻訳していらっしゃるそうだが、私…

コロナ後にはローカル線で・・・『鉄オタ道子、2万キロ』

このドラマを見ると、出不精の私でも、ひなびたローカル線に乗りたい気分になる。番組の紹介サイトに、六角精児さん(ドラマでは雑誌「旅と鉄道」の編集長役)の「観ている方に、鉄道っていいなあと感じていただけるようなドラマになることを願っています」…

トンガに思いを馳せる

夜中から出ていた津波警報はすべて解除になったという。ただでさえ寒いこの時期に、体育館などで過ごされるのはどんなにおつらいことだろう。また10年前の津波を体験した方々は、どんなに不安な夜だったことだろう。避難していた方たちは、皆さん自宅に戻る…

市原悦子さんに心つかまれる映画『しゃぼん玉』

当地では4日の深夜と言うか、5日の未明に放送になった映画『しゃぼん玉』を、昨夜鑑賞した。どんな作品かも知らないまま期待もせず録画したのだけれど、これが心にしみる大変良い作品だった。 伊豆見(林遣都)は恵まれない生い立ちからすさんだ生活をし、…

今年もお見事!「正月時代劇『幕末相棒伝』」

正月3日の夜、今年もNHKで正月時代劇の放送があった。今回は『幕末相棒伝』ということで、坂本龍馬と土方歳三が将軍襲撃事件の犯人を突き止めるという密命を受け、対立しながらも、2日という期限の中で捜査するという、大胆な設定の物語だった。 その坂本…

『サムライカアサン』に泣かされる

城島茂さん主演の『サムライカアサン』、以前も意外に良いと取り上げたけれど、先日放送された最終回の録画を見て、号泣させられてしまった。 城島さん演じる「オカン」が溺愛する一人息子の武士が、高校を卒業し、一人暮らしをするため家を出る、その引っ越…

笑って、泣いてしまう『サムライカアサン』

TOKIOの城島茂さんが、愛情あふれる熱い(あるいは暑苦しい?)「オカン」を演じる深夜のドラマ『サムライカアサン』がとてもいい。 専業主婦の伊佐木よい子は、一人息子の武士を溺愛している。ところが思春期の息子はよい子が心を込めて作った弁当をうるさ…

ニューとクサイは敬遠か

ミューまで来ていたコロナウィルスの変異株だが、今度のものはオミクロン株。いつの間にか2つの変異は通り過ぎていたのかと思ったら、名前を付けるときに意識的に飛ばされたらしい。 ミューの次であるニューは「new」という言葉と混同するのを避けるため。…

外からの人が拾い上げてくれる日本の宝石

今年の2月にBSプレミアムで放送された番組らしいが、このほどEテレで放送されたものを見た。『カールさんとティーナさんの古民家村だより』。 番組の紹介ページから ***** 新潟の限界集落を、ドイツ人建築デザイナーのカールさんがよみがえらせた。朽…

あっぱれな新庄新監督

なんだか大方のものが金まみれのような気がして、どうもスポーツには興味が持てなくなってしまったのだけれど、今朝テレビをつけると、新庄日ハム新監督が映っていた。 真っ赤なトレーニングウエアにサングラス姿で、白い車の屋根の上に立って選手を指導して…

それぞれ傷を抱える世の中

またしてもテレ東の深夜ドラマに心をつかまれている。原田知世さん主演の不思議なスナックを舞台にしたお話『スナックキズツキ』だ。これまた原作はコミックで作者は益田ミリさん。 目立たない裏通りにあるうえお酒を出さないスナックで、いつもお客さんは一…

あっぱれ河童の女優さん

『ノースライト』の西島秀俊さんと宮沢りえさんの夫婦役がまた見られる、しかも今度は仲良し夫婦らしいと楽しみにしていたのだけれど、企画・原案に不安な名前が・・・。その不安は的中し、残念ながら初回も途中で離脱し録画を消去した。どうもこのA氏の仕事は…

火を見たかったと言う少年の心

先週あたりまで、家の周辺をカンカンという注意喚起の鐘の音をさせて、消防車が頻繁に回っていた。役目の性質上なのだろうが、不安をかきたてる耳障りな音で、少々神経に触っていた。火事のシーズンでもないのにと不思議に思っていたら、この地域で不審火に…

ちょっと憂鬱な現実を逃れて『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』

秋ドラマの本格的なスタートはまだまだこれからだろうけれど、早々と始まったものもいくつか・・・。 そんな作品の中から、『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール』の第一回を見て、これは結構期待が持てそうという気分になった。これもまたコミック原作のようだ…

パリジェンヌの田舎暮らし

とっても素敵な番組を見つけたのだけれど、もう放送は終了してしまったのだろうか。来週のテレビ番組表を探しても見つからない。 その番組は『パリジェンヌの田舎暮らし』。もともとはNHKBSの番組だったようだけれど、私は9月の中頃にEテレの番組として見つ…

砂鉄さんの鋭い言語感覚

Eテレの「100分de名著」、ル・ボンによる『群衆心理』の第4回「群衆心理の暴走は止められるか」を見た。 1848年のフランス2月革命で群衆が宮殿になだれ込んだが、その際に宝石や宝飾品が盗まれることがなかったのだそうだ。このように、時として群衆は思い…