あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

窓辺のクマちゃんをまねっこ!

とうとう、今夕緊急事態宣言の運びとなるようですね。あちこちから待ちわびるような声が結構上がっていたようですが、強制力も罰則も、まして補償の裏付けもないのでは、これまでと大した変化もないのではないかと思いますけれど。

 

これであまり効果が上がらないので、やっぱりもっと強い力のある緊急事態法が必要だよね・・・なんて声が出てこないように注意しなければいけないかも知れないと思っています。

 

今日は地元をオリンピックの聖火が通過する予定の日で、それに旗を振るため(?)小学校は休みという予定になっていました。オリンピックは延期になり、聖火リレーも延期になりましたが、休校予定は変えられず、昨日入学式をして今日はお休み。明日始業式ですが、また休校措置が今月の19日まで延長ということになり、明日1時間ほど出校したのち、また休校だそうです。

 

学校現場はさぞや混乱と緊張で大変だろうと案じていたのですが、今年新1年生のお子さんを持つメンバーが、「悩んだ末に昨日の入学式に出席しましたが、学校現場は後悔してしまうレベルの危機感のなさ、配慮のなさでした。先生方がお忙しくて大変だということはわかっていても、ちょっとひどかったです。明日は欠席させることにしました」というLINEが入りました。

 

「忙しすぎるということも確かにあるだろうけれど、全て自治体からの指示待ちという習慣が強すぎるのではないか」と、そのメンバーは書いています。ちょっと前まで学校現場にいた人だけに、説得力を感じます。

 

さらに、「今朝うちの前に、珍しく大型バスが止まっていると思ったら、企業の新任研修のようで、制服にマスクの若者たちが大型バス満員に詰め込まれて出発していきました。運転手さんは高齢者で、感染したら確実に困りそうな方。見ていて切なくなりました。あの中には誰一人異議を唱えることができる人はいない。企業人は思考停止している気がします」と続けています。

 

とにかく一人ひとりの命を最優先!という気迫を感じるヨーロッパなどの首脳の声明に比べ、どうもこの国はどこまでも経済最優先、決められていたことはできるだけ乱したくない・・・という雰囲気が満ち満ちています。その「気」はしっかり国民一人ひとりにも伝わって、危機感が弱い、特に自分さえよければ・・・で、周囲への配慮が決定的に不足しているように思えてなりません。

 

Twitterなどで、医療現場からの悲鳴のような声を見るにつけても、最前線でご自分たちの身を危険にさらして頑張っていてくださる方々のことなど、政治に携わる人たちがどれだけ理解してくれているのかと不安になります。

 

手帳に書き込んでいる予定が、ひとつ、またひとつと消されていく毎日です。必需品を買う時と、健康のためのウオーキングをするとき以外はひたすら家で過ごします。幸い元々家で過ごすのが好きな人間なので、飽きるということはありません。十分ではないまでも年金生活で、この非常事態に仕事や収入の心配をしないで済むことも、申し訳ないような思いです。

 

この危機が収束しても、世界はどのような方向に行くのか分からないので、大した貯えもない身としては、あまり経済的応援はできないけれど、せめて自身が感染源になることのないように注意し、困っている人のためにあげられる声はあげ、一日も早いコロナ禍の収束を祈りたいと思います。

 

 

外で思うように遊べない子供たちのために、せめて最低限の散歩をするとき、窓辺のクマを探しながら楽しく散歩できるようにという大人の配慮から、海外の窓辺に見られるという、Twitterの画像で知ったクマちゃんを真似してみました。#bearhunt

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写りこみがはげしいですが(*_*;

 

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「よんばばんち」としては、当然、猫バージョンも。

(段ボールと麻ひもでブランコを作り、ぶら下げました)