あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

久々に新しい出会い

人を介して、ある方のNPO法人作りを書類面で手伝って欲しいという依頼があり、その方と会うことになった。この時期に知らない方とお会いするということになんとなく気後れを感じていたのだが、相手の方が急ぎたいようだったので、徒歩で行ける場所ならという条件でお受けした。

 

昨日がその約束の日だった。場所は我が家から徒歩数分のレストラン。普段なら駐車場はたいてい満車に近い状態の人気のお店だけれど、昼食時を過ぎていたこともあってかガラガラだった。

 

会うまでは時期が時期だけにちょっと不安で後ろ向きの気分だったのだが、現れたその人は実に爽やかで誠実そうな好感の持てる女性だった。海外青年協力隊での2年間のジンバブエ生活のあと16年間公立小学校の教員をし、日本の教育の現状に限界を感じ、自分の本当にしたいことはこれではないと昨年退職し、いま多世代交流・多文化交流ができる居場所づくりのために動きだしているのだそうだ。

 

NPO法人を立ち上げようと考えているが、書類提出までに3か月ほど、そして提出してからも認可が下りるまでには半年ほどもかかるのだという。このコロナの時期は避けようかと考えていたそうなのだが、そんなに時間がかかるのでは、やはりこの時期を利用して書類関係だけはやってしまわなくてはと思ったとのこと。

 

数字だの書類だのがとにかく苦手なので、厄介なお役所提出の書類をどうしようと悩んでいたところ、紹介者のKさんから私を薦められたのだそうだ。何につけても中途半端な私が、果たしてお役に立てるかどうか分からないが、「カテゴリ化の強い日本で、どこからもこぼれ落ちてしまうような人と人を結ぶ仕事がしたい」という彼女の熱い思いは、かつて私がしたかったこととも共通しているし、喜んでお手伝いさせてもらいたいと思った。こんな時期で相談は手短に済ませるべきなのだろうけれど、話が弾んで2時間近くもお喋りしてしまった。

 

ところで、このレストランはドリンク類を注文すると普段はごくシンプルなゼリーがサービスで付くのだけれど、昨日はプチながら2種類のケーキにクリームを添えて供された。ボーイさんに「今日は豪華ですね」と言うと、「お客さんが少ないのでサービスです」とのことだった。

 

お会計のとき、「お客さんが減ってしまって大変でしょうね」と言うと、「かえって休んじゃった方がいいんじゃないかと思うんですけど、社長が開けるという方針で・・・」と言う。市内外にたくさんの系列人気店を持つ、地元では大きな企業の経営なので、体力はまだまだあるのかも知れないが、それでもこんな状態が長引けばさぞ大変だろうと思う。営業時間を短縮しているので、夕方ウオーキングの時に通ったら、もう閉店していた。

 

さて、例のマスクだけれど、不良品が続々と見つかっているというので、そのような不良品を寄付するというのもはばかられ、いったいどうしたものかと思っていたが、未配達分は回収するそうなので、ヤレヤレおそらく我が家には届かないなとホッとしている。でもこれでさらに回収の手間ひまがかかると思うと、腹はさらに煮えくり返るばかりだ。

 

 

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466億円も使って、あんなマスクしか配れないの?

マスク配れば国民は安心しますよって・・・みんなますます不安になってますよ、アナタに!                      (画像はネット上からお借りしました)