乾物は買い置きができるし、比較的安価で、しかもほとんどのものが干す前より栄養価も上がるらしい(偉大なおひさまの力!)のだから、大変ありがたい食材だ。
その中でも特に私が重宝しているのが切り干し大根だ。以前はお揚げと人参とで煮る、たぶん最も代表的な使い方しかしていなかったが、ネットのレシピサイトで、熱を加えずに使うサラダや胡麻和えを覚えてから、いっそう重宝するようになった。
それで、切り干し大根は我が家で切らすことのない食材なのだけれど、どれも似たようなものと思っていたなかに、ちょっとばかり違うものを見つけた(あくまでも私が利用しているごく普通のスーパーの話なので、もっと高級な店ならもっと珍しい美味しいものがあるかもしれない)。
お隣の浜松市の製品。一般的な切り干し大根よりちょっと値段は高いけれど、切り方が太めなので、生で使っても煮つけてもハリハリした歯ごたえが心地よく、おいしい。これが売り場に並ぶようになってからは、もっぱらこればかり買っている。
以前外国の人たちとのポットラックパーティーに、切り干し大根(この時はまだこの商品がなかったので普通の)ときゅうりを味ぽんとすりごまとごま油で和えたものを持っていったら、超手抜きにもかかわらず、外国の方にも日本人にも結構好評で嬉しかった。
いろいろ制約の多い生活で、どうしても食べることに喜びを求めがちで、常に増して甘いものを摂取してしまい、久しぶりにはいたスカートの、ウエストとお腹周りがきつくなっていた。購入した四十代の時には、ワンサイズ下のものにすれば良かったと思ったくらいだったが、しだいにウエストとお腹周りのゆとりがなくなってきた。体重はあまり変わっていないのになぜ?
そして、いまやさらにそれが「きつく」なってしまった。