買い物に行く時や市民館に行く時に必ず通る道に、絵柄のついた消火栓の蓋がある。いつかご紹介したいと思い写真に撮っておいていた。
NHKの朝ドラ『エール』(今月初めあたりに私はついに脱落)で、主人公が音さんに連れられて見に行ったシーンがあり、多くの方がご覧になったであろう「手筒花火」のデザインだ(手筒花火は豊橋が発祥の地とされている)。
この消火栓の蓋は前座で、今日ご紹介するのはマンホール蓋だ。全国には、さまざまなご当地デザインのマンホールがあることと思うけれど、私がこのデザインマンホールを知ったきっかけは、以前参加していた国際協力コスモス会で、外国の方たちと市役所の見学に行ったことだった。
豊橋市役所の「じょうほうひろば」というコーナーには、さまざまな豊橋の観光情報のパンフレットなどが置かれているが、ここに「マンホールカード」というものもあって、無料でもらうことができることをメンバーの一人が教えてくれ、外国の人たちは喜んでもらっていた。私もその時もらったカードを1枚だけ持っている。
ネットオークションのサイトを見ると、1枚数百円、珍しいものだと1000円以上の値をつけているものもある。過去には25,000円という価格をつけたものもあるそうだ。もとはタダなのに!
まあ、カードは好きな人は好きなのだろうが、私にとっては付け足し情報で、あくまでも今日のメインはマンホールの蓋、である。
1996年に豊橋市の市制90周年を記念してデザインされた3種類のデザイン。
手筒花火と吉田城と豊川(とよがわ)、そして市の木クスノキのデザイン
こちらはそのカード
当ブログでも何回かご紹介した国の登録有形文化財に指定されている豊橋市公会堂と路面電車と市の花ツツジバージョン
豊橋市が世界に誇る国際貿易港「三河港」を 中心に、人・緑・港・街をデザイン
この他にも、
カバさん(id:kabakabatamanegi)に喜んでいただけそうな、こんなのも。
こちらは同じく「のんほいパーク」がけものフレンズとコラボしたデザイン。
ご紹介していながら、まだ私自身も実物を見ていないものがある。県をまたいでの移動も解禁され、早速先週末はあちこちの観光スポットが賑わったようだが、特に遠くに出かけなくても、身近な、まさに足もとに、面白いことも転がっている。こんなものを探しながら街を散策してみるのも一興かも知れない。