あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

何年前に使ったかな?栓抜き

瓶ビールを飲むご家庭では大活躍かも知れないが、私は晩酌をしないし、子供たちが来てお酒を飲む場合も、たいていビールは缶で、あとはワイン・日本酒・焼酎、どれもスクリューキャップかコルク栓で栓抜きは使わない。最後に栓抜きを使ったのは何年前かもう思い出せないほどだ。

 

なぜ栓抜きの話になったかと言えば、昨日ひとひとさん(id:hitohito1223)が、懐かしい瓶のサイダーを見つけて買ったものの、いざ飲もうとしたら家に栓抜きがなかったという話を書いていらしたからだ。そういえば我が家でもずいぶん使ってないなあと・・・。

 

ひとひとさんのお宅に限らず、いまや栓抜きのないご家庭は少なくないかも知れない。栓抜きを知らない若い人だっているかもしれない。我が家にはこのアヒルさんがスタンバイしてくれているので、何年使わなくてもすぐ手に取れるけれど。

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この他に、たぶん40年以上たっているであろう缶切り兼栓抜きもある。

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なにせ年代ものなので、少々錆びていてお目汚しだ。でも、この缶切りが、てこの原理で大変使いやすく気に入っている。下方の畳み込めるようになっている、缶に穴をあける道具、これこそ猛烈に懐かしい!たぶん若い人はもう知らないに違いない。プルタブのない缶ジュース(そういうものが存在した)は、これで穴を2つ開けて飲んだのだ。新婚時代には食用油の缶も、これで2か所穴を開けて使ったものだった。

 

現代は油はたいていプラスチック容器だし、缶飲料はプルタブで、しかもステイオンという切り離されないものばかりになった。さらにペットボトル飲料なら、キャップを締めて持ち歩きでき、無理して一気に飲む必要もない。売らんがために消費者に好まれるようどんどん改良され、大変な進化を遂げている。

 

かつて少なからぬ偉大な発明が、戦争のための研究から生まれたように、武器や兵器の分野は高い需要があるため進歩が著しい。事故の時に歩行者への衝撃の少ない自動車や、障碍のある方が便利に暮らすための道具なども、大きな利益があれば、もっともっと早く大きな進歩を見せていたことだろう。

 

ここらでもういい加減、自国や自分の企業の利益の追求に血道をあげることをやめて、地球規模で環境の負担を軽減し、すべての人が飢えずに平和に暮らすための方策の研究に転換して欲しいものだ。これだけの技術革新をしてきた人類なのだから、本気になればできるに違いない。

・・・と、栓抜きから話はとてつもなく大きくなってしまった。

 

懐かしい画像をネット上で見つけた。

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ひとひとさま、勝手に言及させていただきました。申し訳ありません。