あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

暴れ梅雨

案じていた豪雨が来た。このところ梅雨明け時期の大雨による被害は、毎年のように起きている気がする。湿度が高く雨の多い日本列島には、雨にまつわる言葉も多く、梅雨どきの雨に関する言葉の中にも、この梅雨明け時期の強い雨を表す「暴れ梅雨」という言葉があるくらいだから、今に始まった現象ではないのかも知れないが、どうも近年は少々気候の現れようが激しすぎる気がしてならない。

 

梅雨どきの雨を表すさまざまな言葉:

梅雨:つゆ、ばいう:夏至の頃を中心として前後20日ずつの雨期。梅の実が熟す時期のため、梅雨と書く。昔は、黴(カビ)の生えやすいことから、黴雨とも書き表した。
走り梅雨:はしりつゆ:梅雨入り前に、雨が続く状態。
暴れ梅雨:あばれつゆ:梅雨時期の終盤に見られる激しい雨のこと。
送り梅雨:おくりつゆ:梅雨の終わりに降る雷を伴う雨。もうすぐ梅雨明けのサイン。
返り梅雨:かえりつゆ:梅雨明け後に再び降り続く雨。戻り梅雨、残り梅雨とも。
空梅雨:からつゆ:雨が少ない梅雨。旱梅雨(ひでりつゆ)、枯れ梅雨(かれつゆ)とも。

 

熊本では大変な被害が出ているようだ。またしても、お年寄りの施設が犠牲になっている。こうした施設は用地取得の関係もあるのか、どうしても不便な場所だの災害の危険性の高い場所だのに作られやすい。子供の施設も高齢者の施設も、住宅地に作ろうとすると、住民の反対にあってしまうようだが、自分がそうした施設の世話になるようになった時、災害の危険性が高くても良いのか考えたいものだ。まあ、たいていの人は自分はそうしたところの世話にはならないと考えるのかも知れないけれど。

 

 

さて、東京では新型コロナウイルス感染者が3日連続100人を超える(今日も100人を超え、4日連続)なか、知事選の投票日を迎えた。ソーシャルディスタンスの関係もあるのかも知れないが、投票所の長い列の目撃情報がTwitterにいくつか投稿されていた。しかも若い層が多いとか。ひょっとしたら・・・と妄想を描いてしまう。

 

 

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ベランダ側の庭のアマリリスはもう1か月も前に終わってしまったが、玄関側で今頃咲いた。これは5年前友人が手土産に持ってきてくれたのを、花後に地植えした。半日陰でヒョロヒョロと育つものが多いのに、なぜか寸詰まり。

 

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もらったときはこんなにすらっとしてたのに、私に似てしまったのか?

隣りに猫の草があるのが悲しい・・・。