あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

明けない梅雨

7月も最終週が始まる。まだ梅雨が明けない。じめじめのまま7月は終わってしまうのだろうか。

 

そういえば、長男が生まれた1974年も梅雨の長い年だった。なぜこんなことを明確に覚えているのかと言えば、待望の赤ちゃんが生まれて、いそいそと準備したクリームイエローの小花模様のベビーカーが、あまりに打ち続くじめじめ陽気で、無残にかびてしまったからなのだ。

 

懸命に拭いたけれど、しつこい黒カビが一部残り、二度と元には返ってくれなかった。間もなく、たたんで電車にも乗れるというベビーバギーなるものが便利よと近所の先輩お母さんから聞いて、そちらを利用するようになってしまい、クリームイエローの可愛いベビーカーの出番はほぼなくなってしまった。

 

あの年も、ほとんど7月は鬱陶しい中に終わった。

 

四連休は天気には恵まれなかった。無策の政治の影響があまりひどくならないようにとの、せめてもの神様の心遣いだろうか。雨でもなんでも自粛生活でウズウズしていた人たちは、あちこち飛び出したことだろうけれど。

 

去年の終わり頃から、オリンピック一色になるであろう世の中の喧騒を案じていたが、思いがけないコロナ禍でお祭り騒ぎは免れた。しかし、今まででも十分すぎるほどひどい政治だったのに、国民の命に直結する感染症の問題で、ここまでひどい政治を目の当たりにすることになろうとは思ってもいなかった。まして、同じ問題を与えられて、みごとに対処したり切り抜けたりしている国々を横目に見ながらという情けなさ!

 

 

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こんなふうにして、どこかに行ってしまえたら・・・。