グループLINEの新しいメッセージをチェックしていたら、手のひらのスマホからピューイピューイ!というような聞き慣れない音がしてビックリした。緊急地震速報で、強い揺れに注意してくださいとのこと。
頑丈なダイニングテーブルの下にすぐ入れるように、椅子を引き出す。玄関ドアを開けようかと思ったが、ベランダ側の掃き出し窓が開けてあるから逃げ道は大丈夫だと思いなおし、テレビをつけた。
どこも大した揺れは起きていないようだった。震源は鳥島近くの海底らしいが、津波の心配もないようだ。
ちょっとびっくりはしたけれど、心の準備をすることができた。実際はあの警告音から揺れが始まるまでにどれくらいの猶予があるのか、あるいは音と同時に地震が来てしまうのか分からない。でも、こうして万一の際の行動チェックができたり、非常時用の物品を改めてチェックする機会が持てることに感謝しよう。そしてもしこういうことが度重なるようなことがあっても、決してその警告を、「オオカミ少年」となじったり信じなくなったりすることのないようにしなければと思った。
それにしても、コロナ禍に豪雨に地震、今朝は加えて福島で爆発。どこまで不安なことが重なるの?という思いだ。
はい、確かに私たちは科学や技術に慣れ、過信し、傲慢でした。
平和憲法に守られていることさえ忘れて、安穏と暮らしていました。
自然に対する敬意を忘れず、政治をきちんと見守り、常に自分より弱い立場の人や生きものに思いをいたすことのできる人になれるよう努めます!
こんなふうに神様(何の宗教というのでなく、人知を超えた宇宙の大いなる存在という意味で)に訴えたい気持ちの朝である。
以前にもご登場願った祈る猫ちゃん。 (画像はネット上から)