あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

不安感募る火事のサイレン 【お月さまに追記】

夕方、葉書の投函がてらウオーキングをしようと家を出た。まずは真っすぐ郵便局に行ってポストに葉書を入れてから、住宅地の中の道を通り、その先に広がる畑の中の道を歩くことにする。

 

畑道になってしばらくしたころ、消防自動車のサイレンの音が騒々しく響き渡り始めた。のんびりした気分になるようでは目的が果たせないから仕方ないが、この消防車のサイレンの音というのは、実に不安をかきたて心を落ち着かなくさせる。

 

この時間なら綺麗な夕焼けが見られるかななどと思っていたのに・・・と考えながらふと眼をあげると、夕焼けの空から少し北に寄ったほうの空に黒い煙がモクモクと立ちのぼっている。どうやらこれが火事の煙のようだ。

 

ひどくならないうちに消火できるといいがと思いながらしばらく歩いていると、応援に駆けつけるらしいどこかの分団の消防車が私の脇を走っていった。

 

 

今日はトルコで大きな地震があったようなので、日本語教室の生徒で去年刈谷市に引っ越したトルコ出身のTさんに久々にLINEをした。彼女の家族や友人に影響はなかったそうだ。返信にこの夏生まれた赤ちゃんの写真も一緒に送ってくれた。ママも赤ちゃんも順調に暮らしているようで良かった。

 

なんにもない日々は平凡で退屈と思いがちだけれど、自然災害やら病気やら事故やら、毎日あちこちでいろいろなことが起こり、多くの人が災難に遭っている。そういうなかで、今日も一日が無事に終わるということはなんとありがたいことだろう。

 

 

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これがたぶん火事の煙。

 

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まだ位置が低くて比較対象物がそばにあるせいか、お月さまがとても大きく感じた。遠景だったのをトリミングしたのでボケている・・・。

 

【追記】

昨日(10月31日)は「今年いちばん小さな満月」だったのだそうだ。大きく感じた私は頭がおかしいのだろうか・・・。でも、夕焼けを見て、それから火事の煙を見て、そしてさらに頭を巡らして月が目に入った時、「大きい!」とビックリしたのだ。もっともこのところ中天に上った月は見ているが、こんなに低い位置の満月は見ていないので、普段はもっと大きく見えるのだろうか、分からない。