子供の頃は、朝、枕元にプレゼントを見つける嬉しい日だった。
子育て中は、この日のために、子供たちにどんな驚きや喜びを与えようかと工夫し、
同時に、世界にはプレゼントをもらえない子もいることを共に考えるようにしていた。
今はごちそうもケーキもなくいつもと変わらない日だけれど、子や孫に贈り物ができる暮らしに感謝し、恒例のささやかな寄付をして過ごす。
宗教に関係なく、この日くらいは、誰もが世界中の子供たちの幸福を願い、大変な状況にいる人を思いやる温かな日であってほしいと思っている。
よりによってそんな特別な日の前夜に、心をささくれさせてくれる会見をするとは!
まあ、いかにもあの人らしいと言えばあの人らしいか・・・。
ざらついた心を、録画した『30歳まで・・・(通称チェリまほ)』の最終回を見て、ほっこり、あったかい気持ちに修正してもらう。
録画したドラマを朝から見るなんて、初めてのことだ。
作り手のこまやかな配慮が伝わってくる、素晴らしいドラマだった。来週から見られないと思うと寂しい(終盤の3話だけは残したが、あとは残念ながら消してしまった)。
大好きなドラマを見て嬉しくなっていたら、思いがけなくお花が届いて、さらに幸せな気分になった。
コロナ禍での年の暮れ。
自分のささやかな幸せを、ほんのちょっぴりでも誰かにおすそ分け出来たらと思う。
日々頑張ってくださっているエッセンシャルワーカーの方たち、寒さの中、困窮している人々の無事な越年のために活動してしてくださる方々に、心から敬意と感謝を捧げます。