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やっと見られた!『昨夜のカレー、明日のパン』

木皿泉さんの『昨夜のカレー、明日のパン』は、もう何年も前から気になっていたドラマで、最近marcoさん(id:garadanikki)の小説のほうの感想を読んだりして、ますます見たい気持ちが高まっていた。

 

garadanikki.hatenablog.com

 

1月に購入したパソコンの特典として、UーNEXTの2000円分のプレミアムチケットが付いていたのでサイトにアクセスしてみたところ、この『昨夜の・・・』の作品が、1作220円で購入できるのを知り、さらに「NHK見放題パック」というのが990円で手に入ることが分かった。迷わずこの見放題パックをポイントで購入した。こうしてめでたく念願の作品を見ることができる状況になり、現在第3回まで視聴した。

 

木皿さんらしく、悪者もいなければ、これといった大きな事件も起きない、どこにでもありそうな、それでいて現実とはちょっと違う、ファンタジーのスパイスの効いた日常が描かれる。人生はちょっと悲しく切なく、少々退屈で苦しい。それでも、生きるってまんざらじゃないよね・・・という気持ちにしてくれる。

 

登場人物の造形もみないいし、それを演じる役者さんたちがまた素晴らしい。とりわけ「ギフ」の鹿賀丈史さんのとぼけた味わいが好きだ。年を取ったら、これくらいオトボケて、若い人たちの気持ちを楽にしてあげられる先輩になりたいものだなと思う。現実の政財界で、少々あちこちのネジが錆びついているのでは?と案じられるご高齢のおじさんたちのとぼけ方とは全然違う。

 

 

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腕の中でトロトロ眠るおんとし21歳のオーガスト。視力をなくしてもみごとな生き方だった。