あとは野となれ山となれ

こどもや動物、みんなが安心して暮らせる世界でありますように・・・

ナレーションはシンプルが好き

NHKのBS1スペシャル『欲望の資本主義』が総合で放送されたので、録画視聴した。せっかくの意欲的な企画なのに、またしても私にとってはナレーションがネックになってしまった。

 

以前放送された『プラネットアース』も、映像は素晴らしいし見たい番組だったのだけれど、ナレーションが豊川悦司さんと仲間由紀恵さんで、どうしても抵抗を感じてしまい楽しめなかった。豊川さんなど役者としては素晴らしくて好きなのだけれど、ナレーションにはあまり向かないように感じた。仲間さんも、しゃべり方に特徴のある役者さんだけに、ナレーションとなるとその個性が邪魔になってしまう気がする。

 

以前のブログでも書いたような気がするけれど、NHKにはしゃべりのプロであるアナウンサーがいっぱいいるのに、なぜわざわざギャランティの発生するタレントを使いたがるのかいつも不思議に思う。今回の番組は苦肉の策として音声を消し、字幕表示で視聴した。

 

NHKの同番組のホームページより内容紹介:

世界で進む格差の拡大、固定化。その潮流が今日本を飲みこむ?低所得世帯の割合が上昇、中間階級は消滅するとの予測もある。中間層の喪失がもたらす社会の混乱は?脱工業化へと変わった、富を生むルール。私たちはどこで間違えたのか?経済の葛藤が、社会不安を引き起こす。今、何が起きているのか?資本主義の変質を捉え、社会構造の問題を解剖する。不透明な世界情勢の中、世界の知性とともに、社会の閉塞感を解く旅が始まる。

 

有形資産から無形資産に変化したことで、富はよりいっそう一部の富裕層に集中するようになったという。けれども、コロナによってそれが再び物質的なものに帰りつつあるとか(エッセンシャルワークの重要さが再認識されたように)。

 

いま資本主義に対抗するものはなくなってしまっているが、資本主義にもいろいろあり、人々がどんな資本主義を求めるかにかかっているという。高福祉の「デンマークスウェーデン型」から競争・低福祉の「アメリカ型」・・・。そんな中で、「禅 資本主義」という言葉が出てきたのは興味深かった。心が穏やかに保たれるような資本主義とか。

 

80年以上前にチャップリンが『モダン・タイムス』で描いた以上に、巨大で高速な歯車が私たちを押しつぶしていきそうな現代、これまで以上に一人ひとりの人間が、「人間らしく生きるとは」ということを考える必要があるのだろう。

 

日々のこの国のニュースを見ていると、ちょうど『モダン・タイムス』の頃の時代に生きているのかと錯覚してしまう。今度の選挙では、時代錯誤なおじさま・おじいさま方と、さして変わらないような似非女性の方々に、いいかげん引導を渡したいものだ。

 

 

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去年次男がくれたリーガースベゴニアが二度目の花をつけた。