あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

新聞にアイロン

急にして要な所用があって高知に行った長男から、土産が届いた。帰りに我が家に寄れるわけでもないのに・・・。

 

現地のお店から直接発送されたもので、緩衝材に高知新聞が使われている。それを資源ごみにするべく、みな開いて伸ばしたたむ。昔ならこんなことをすれば手が真っ黒になるところだが、現代は随分とインクが改良されているらしく、ほとんど汚れない。

 

そういえば、『ダウントンアビー』に、伯爵であるご主人が読む時に手が汚れないようにと、使用人が新聞にアイロンをかけているシーンがあった。今ならこの仕事は省かれることだろう(余計なことながら、このドラマは悪意が渦巻いていて疲れ、途中で降りてしまった)。

 

青森の友人からの荷物には「東奥日報」や「陸奥新報」が使われていて懐かしい。荷物ももちろんありがたく嬉しいのだが、この現地の新聞の緩衝材というのも、プラスチックの物にはない、味わい深いおまけのように思う。

 

 

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 高知と言えばやっぱり竜馬とかつお、ですね。