あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

2年ぶりの内科受診

尾籠な話になるが、この1か月余りどうも膀胱炎のようである。これも気分が落ち込む要因の一つだろう。毎日が日曜日で楽をしているおかげか、かつてのように症状がひどくなることはない。

 

初めてのお産の後、40度を超える熱が出た。腎盂腎炎だった。痛みその他も尋常ではなく、新生児の赤子を抱えていたのになんとかなったのは、親切だったご近所の方々の助けがあったからだろう。産院で施された導尿がいけなかったような気がしている。

 

その後、ちょっと体力が落ちるとこの腎盂腎炎やら膀胱炎やらを何度も繰り返した。でも、この十年か十五年ほどはその症状が出ることもなく、もうすっかり縁が切れたと思っていた。

 

症状が軽いこともあって、市販の薬を飲み水分をたっぷりとるようにして、何とか病院に行かずに治そうと努力した。ところが、以前市販されていた「ナリジクス酸」という非常に即効性のある薬が現在は販売停止になっているようで、2種類ほど服用したがどうも効き目が緩やかですっきりしない。

 

あまり長引かせるのも良くなかろうと、観念して医者にかかる決心をした。でもこんな時期に大きな病院には行きたくないので、近所の内科にかかった。健康診断の腎臓関係のデータを知りたかったようで、市の健康診断を受けているか聞かれた。私は病気は見つけてほしくないという考えなので、退職してからは一切健康診断をしていない。これからは受けてくださいと言われてしまった。

 

でも、たぶん、受けない。いよいよ困ったときだけ頼っていく厄介な患者だろう。でも、そもそも病人は厄介なものなのだ。痛みやつらさだけ、取り去ったり緩和してくださればそれで十分だ。なんとかよろしくお願いいたしたい、と思う。

 

 

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