力強さを増した陽光、風もなく、踊り出したいような長閑な春の日だ。予定より家を出るのが遅れたため、駅に向かう道すがら、たくさんの卒業式帰りの親子連れと行き交う。コロナ禍でなければ、私も来賓として列席していたはずだ。新学期を諸外国と合わせようという意見もあるが、日本の春は卒業や入学など、新生活のスタートにふさわしい、美しい季節だ。
明日から天気は下り坂のようなので、今日のうちに墓参をと家を出た。このところ豊橋では感染者はゼロという日が多いし、この素晴らしい季節に歩かなければいつ歩くのかという気がして、電車を使って霊園に行く。
途中の川沿いの遊歩道では、すっかり春めいた川の様子をのぞきながら歩く。
アオサギだろうか、近くにいたせいか思いがけない大きさにびっくり。
いつもながら長閑なカメさんたちの甲羅干し風景。なぜか一か所「密」になっている。
霊園に隣接する公園は、本市の桜の名所だけれど、まだぼんぼりも飾られておらず、蕾もあまり膨らんではいない。それでも、今日のような陽気が少し続けば、一気に咲き出すのだろう。
この一輪だけがしっかり開いていた。
電車の駅から霊園まで往復歩いたので、今日は午前で9,262歩達成。
春らしいのは嬉しいけれど、それにしても目がかゆい・・・。