あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

人のレジでも非接触の時代

今朝は起きるといきなりドンっと来てびっくりした。豊橋は震度2とのことだが、時間こそ短かったものの、それ以上に感じた。「すわっ、東南海地震?!」と、心臓が打ち身構えたが、それきり静まり事なきを得た。やれやれ。

 

さて、またしてもうっかりして、先月末、カードの利用料を引き落とし不能にしてしまった。おそらくもうこの20年、いやそれ以上、こんなことはなかったと思う。2月は1月に買ったパソコンの分があるので金額が大きく注意していたのだが、3月は大した金額ではなく全く口座残高を意識していなかった。

 

そんな訳で今日払込票が届き、最寄りのコンビニに出かけ支払いをしたのだけれど、長いこと行かずにいる間に、またしてもコンビニは進化していた。確かにレジの人を相手に払うのだが、触れるのは機械だけである。ピッ、ピッと何回か機械の画面にタッチし、お金は機械の所定の口に吸い込ませる。と、自動的におつりがジャラジャラと出てくる。レジの人間様からはレシート(これは機械から出てきたのだった)や払込票の片割れを渡されるのみだ。

 

先日読んだ『成熟脳』の著者黒川さんは、利用するスーパーの自動支払機が嫌いだと書いていた。金属のトレイにジャラジャラと転がり出てくる小銭を拾うのはうら寂しく、少し列が長くても最後まで人間が対応してくれるレジに並んでしまうそうだ。

 

買い物のうら寂しさは進むばかりで、今後、人レジはホスピタリティになり得る。人工知能時代には、人当たりが良くて手際が良いレジ打ちさんにヘッドハンティングがかかるかもしれないと書いていらしたが、これもコロナ前の時代の話になってしまうかもしれない。

 

いったん非接触のためにこうした機械を導入すれば、今後はずっと使い続けるだろう。それとも、将来コロナ禍が収束すれば、また人間が対応してくれる良さが見直されて、手渡しでおつりを渡す行為が戻るようになるだろうか。

 

 

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指チュッチュが好きだったドリーム。非接触もアルコール消毒も手袋も、きっとイヤだよね。