あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

どうりで似ているわけだ!

『70才、初めて産みますセブンティウイザン。』を見ている。

 

65歳の夫は、会社を定年退職した日、部下からもらった花束を手に帰宅すると、70歳(その時はまだ69歳)の妻から妊娠を告げられる。妻は「私、産みます!」と言う。それから合計135歳のカップルは、初めて親となる努力を始める・・・。

 

かなり思い切った設定なのだけれど、夫の小日向文世さん、妻の竹下景子さんのごく自然な演技もあって引き込まれていく。どうか無事に赤ちゃんが生まれて、なるべく長く家族の時間が持てますようにと願わずにいられない。

 

第2回の前回は二人の出会いの頃のシーンがあって、それぞれ別の役者さんが演じたのだけれど、夫の小日向さん役の役者さんが、つるりとした優し気なお顔で雰囲気もとても小日向さんに似ている。

 

よくもまあ、こんなに似た役者さんを探したものだと感心していたら、エンドロールに「小日向星一」という名があった。なんと、息子さんだったのだ。どうりで似ているわけだと納得した。いや、実の親子でもまるで似ていない場合もあるにはあるが。

 

さて、小日向親子の話がしたいわけではない。このドラマの竹下景子さんが、とても美しいのに驚いたことがメインだ。今まで見た竹下さんの中でも、このドラマの彼女が一番きれいに感じると言ってもいいほど、グレイヘアでピンクの眼鏡をかけた竹下さんは柔らかな雰囲気で美しい。

 

ドラマの中でも、親戚の人や友人になじられる場面があったが、おそらく現実にこんなことがあったら、買い物に出かけても、パパママ教室に参加しても、ぶしつけな好奇の目が集まって、穏やかな笑顔ばかりではいられないことだろう。それでも、ドラマの中では、このまま幸せそうな柔らかな笑顔のままで、無事に出産を終えてほしいと願う。

 

全8回とのことなので、これからどんな展開があるのか、楽しみに見続けたい。

 

 

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