あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

映らなくなったテレビを直す

実は火曜日に、録画した『イチケイのカラス』を見ようとしたところ、録画データの中になかった。録画の操作をした記憶は確かにあるのだけれど、最後の一押しを忘れるなどのミスがあったのだろうか。またしても衰え行く脳細胞の仕業かと悲しくなった。

 

ところが、その後テレビを操作していて、民放の3つのチャンネルが映らないことが分かった。何か月か前にも強風の後で同じようなことがあり、建物の共同のアンテナに不具合があったようで、しばらくのちに解消された。特に強い風が吹いたとも思わなかったが、また同じことが起こったのかと思った。

 

けれども、そうした時、たいていどこか2、3軒から「テレビちゃんと映ってますか?」と問い合わせの電話が来る。今回はそれが全くなく静かなのが少々不思議で、自分から二人ほどに聞いてみた。すると口をそろえて問題なく映っていると言う。すわ、これは我が家だけの問題だ。

 

取扱説明書を持ち出して、初期設定をし直す。案の定7つのうち4つのチャンネルしか受信していない。B-CASカードの差し込み直しなどもしてみるが効果なし。どうもアンテナ線の接触不良のような気がする。

 

先日洗濯機を見てもらった電気屋さんに頼めば、ちょちょいのちょいで直ってしまうことだろうが、このテレビは家電量販店で買ったものだし、修理代を出してまで直したいという欲求もない。民放はいくつかの気に入ったドラマを見ているだけで、それは録画できなければ見逃し配信で見ればよい(今回の『イチケイ・・・』もこの手)。

 

そういう結論に達したものの、性格的にどうも映るべきものが映らない状況というのは気分が悪く、ちょっと自分でいじってみることにした。

 

アンテナ線が引き込まれているプラグのようなところのカバーを外してみると、やはり赤銅色のたくさんの細い線がバッサバサになっている。こんなところいじった覚えはないのだから、初めに設置した業者がこんないい加減なつなぎ方をしたのだろうか。これでよく今まで20年以上(途中テレビは交換しているが、たぶんここはいじっていないはず)問題がなかったものだ。

 

原因はこれだろうとは思うものの、ネジを外して線を切って整え、つなぎ直すまでの度胸は持ち合わせないため、ボサボサの線をなでて整えるにとどめる。再度受信レベルを確認すると、映るチャンネルが1つ増え、画像が荒れながらももう1つの局も映っている。アンテナ線を少しいじるとある角度で映りが良くなる。その角度を保つようにして受信確認すると、元通り全局映るようになった。

 

テレビ自体も、地上アナログ放送が終了して仕方なく購入したテレビなので、この夏で10年になる。いまのところ画面に問題は感じないのでまだしばらく大丈夫だろうが、いずれ寿命は来るだろう。その時もし新しいテレビを買う意欲があれば、ついでにアンテナ線もきちんと直してもらうことにしよう。

 

それまではまた時々ご機嫌ななめになることもあるだろうが、適当になだめつつ使っていくことにする。機械音痴と思っていた自分が、いい加減な対処法ではあるけれど、なんとかかんとか自力で問題を解決?したことを祝したい気分だ。

 

 

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肥料が功を奏したか、スパティフィラムが今年は3輪咲いた。

 

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株分け(枯れた葉を取っていて間違って抜けた株を植えただけ)した小さなほうにも蕾が・・・。