あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

ソネングラスがやってきた!

去年どなたかのブログで見かけ、明かりの好きな私はすぐ魅了され、関連サイトを探して購入しようとしたのだけれど、なぜか、いや多分、思ったよりよい値段だったためひるんだのだと思うが、最後のクリックをすることができず、そしてそれきり忘れてしまっていたソネングラス。

 

公式ホームページ:

ソネングラスジャパン公式サイト – ソネングラスジャパン公式ウェブサイト

 

それが私の元に届いた。ああ、あの欲しかった明かりだ!と欣喜雀躍(ちとオーバーか)。中に何を入れようか、花?グリーン?などと考え、やはり今の季節ならこれだと思い、実行してみた。砂も入れたいと思い、ネットで「さんご砂」というのを見つけて注文した。目下到着を待っている。

 

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今のところこんな感じ。どうだろうか。

 

ビル・ゲイツ南アフリカ旅行中にこのソネングラスに出合い、感激してツイートして世界に広く知られることになったとか。感染症の脅威への警告とか、ビル・ゲイツさんもなかなか良い仕事をする。

 

電気事情の悪い南アフリカでは、安全面や環境面で害のあるケロシンランプやろうそくの利用が一般的で、火事や健康被害が多発していた。その危険性を少しでも減らそうと2013年に開発されたのがソネングラスなのだそうだ。瓶とソーラーライトを組み合わせたデザインで、南アフリカの人たちに愛されているとのこと。

 

持続可能でフェアな方法で作られており、失業率が40%を超える南アフリカで、あえて機械化せず一つひとつ手作りで生産することによって雇用を生んでいるのだそうだ。働く人たちには年金・健康保険などの保証もしているという。私が意外によい値段だと感じたことの裏にはこうした事情があるのだろう。やはりフェアな労働によれば物の値段はそれなりにならざるを得ないのだ。

 

こうした優しい背景を感じさせる、ほっとする明かりのソネングラスだ。日中日当りの良いところにおいておけば充電され、スイッチは入れっぱなしでも暗くなれば自動的に点灯し、明るくなれば消えるようになっている。もちろん手動オンオフもできる。

 

「ほかの誰かの暮らしも明るく照らします」というキャッチコピーが素敵だ。

 

 

 さて、超高齢化社会の今日では「古来まれ」どころか老いの入り口に過ぎなくなってしまった感があるが、その古希を迎えてしまった。記憶のなかには雨の誕生日というのがないのだけれど、大好きな5月が梅雨の真っ最中になってしまった今年は、誕生日も雨となった。まあ、それでもなんでもコロナ禍でも、無事に誕生日を迎えられるというのはありがたいことだ。