録画しておいた『今ここにある危機とぼくの好感度について』の最終回を視聴した。そして、このところ長く自分の中に漂っているモヤモヤとした重い気分の原因をはっきりと悟った。
個人的な喜びで時折いくらか回復しても、すぐにまた気持ちがふさいでしまう。それはこのためだったんだ!と気づいた。
腐り、朽ちてゆく国に暮らしているから。
ドラマの終盤で松重豊さん演じる帝都大学学長が、居並ぶ理事たちの前で言った言葉。あれは今の心ある日本人の思いを代弁させたものだろう。次世代博をオリンピックに、帝都大をこの国と置き換えて聞けば、今のこの状況にぴったり符合する。
スタッフの皆さん、出演された役者の皆さん、素晴らしいドラマに拍手と感謝を惜しみません!NHKには、まだこんな素晴らしい作品を作り出す人々がいるのですね。
必ずや名を正さんか。 正義の猫パーーーンチ!
(画像はピンタレストサイトより)
追記 このドラマに発して、いろいろ思いを書くつもりだったのだけれど、気力が続かない。できれば、ぜひこの素晴らしいドラマをご覧いただきたい。