あとは野となれ山となれ

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コロナ禍中の恋愛表現

恋愛ドラマを見ていて、主人公のカップルがいいムードになり、二人の顔が近づいていくと、私は反射的に「あっ、この俳優さんたちPCR検査陰性なんだろうか」などと考えてしまう。近頃ではそれに「ワクチン接種は終えたんだろうか」が加わる。そして、一気に甘いムードはぶち壊しだ。もちろん、関係者はみな検査をして臨んでいることだろうが…。

 

昨春は撮りためたものがなくなるとテレビからドラマが消え、やがてリモートドラマなどと称するものが作られたりし、緊急事態宣言が解除になると再び通常のドラマが作られ始めたものの、いろいろ制約があるであろうことがうかがえる内容のものが多いように感じた。

 

現在は、ニュースやバラエティ番組では以前より話者の距離を取ったり衝立を置いたりしているが、ドラマに関しては行政などの制約も特にないのか、以前とあまり変わらない状況に戻りつつあるように見える。そうしてキスシーンも目に付くようになった。

 

しかし、たとえ製作現場はもとに戻っても、茶の間で見ているこちらはまだまだコロナ禍の真っ只中で、以前と同じ気持ちでは見られない。ほかの方たちはどうか分からないが、私は前述したような反射をしてしまうが、それ以上に、どうもキスシーンが不快に感じるようになってしまった。

 

私の大好きな『きのう何食べた?』も『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』も、キスの寸前まで描いたシーンが、それもシリーズ中に1回か2回だったと思うが、どちらも人を好きになる素晴らしさや、胸を締め付けられるような切なさが伝わってくる、素晴らしい作品だった。

 

恋愛ドラマだからと言って、必ずしもキスや濃厚な接触のシーンを描かなくても、いくらでも表現する方法はあるのだから、せめてこのコロナ禍が落ち着くまでは、見ている側がついいらぬ心配をしてしまうようなシーンは避けてほしいと願う。

 

 

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