あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

音がないということは・・・

家での過ごし方について昨日の記述には抜けていたが、テレビのニュースや録画したドラマも見ている。けれども音はほとんど雑音にしか聞こえず言葉が聞き取れないので、字幕を出して見る。

 

そうして今回初めて分かったのは、NHKニュースの字幕は6時半を過ぎないと表示されないということだ。なぜなのだろう。まさか、いまだに人力で行っていて人員が確保できない?音を自動的に文字に変換するシステムを使えば、四六時中字幕表示は出来そうに思う。あらかじめ多少不備な変換もあることを周知すれば、スピード重視でシステム変換でもいいのではないだろうか。それとも、その方法でも早朝には使えない理由でもあるのだろうか。

 

ドラマについてはいっそう悲しい。まず背景の音楽が分からない。全くないのならまだしも、ほとんど雑音に近くなってしまう。そして俳優さんのセリフも、内容は字幕で分かっても、声や微妙な抑揚が分からないと実に味気ない。ちょうど春シーズンのドラマの最終回の時期なのに、楽しみに見てきたドラマの締めくくりが残念なことになってしまった。

 

聴覚障害の方たちはこんな世界に暮らしているのだろうか・・・と思う。それともにわか障害の私と違って、他の感覚器官が発達していて、もっと違う豊かな世界を味わっているのだろうか。

 

 

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ねこちゃんホンポさんのサイトから