あとは野となれ山となれ

弱い立場の人のための政治を!と思うけど、政治ウオッチ最近ちょっと疲れ気味

今年も見ている『すいか』

暑くなると、やっぱり見たくなってしまうドラマ『すいか』。2003年の夏ドラマなので、もう18年も前の作品だ。それでもまるで色あせない。ともさかりえさん演じる絆さんのファッションも、相変わらず素敵。

 

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舞台は、スリランカに行ってしまった父親に代わって大学生のゆかが大家を務める、レトロな賄い付きの下宿「ハピネス三茶」。住人は学生時代から住み続け現在は母校の教授をしている崎谷夏子(浅丘ルリ子)、売れない漫画家で綱吉という猫を飼っている亀山絆(ともさかりえ)。

 

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ゆかちゃんが賄い作りに励む素敵な台所。

 

みな退職してしまい、たった一人残った同期入社の馬場ちゃん(小泉今日子)が、3億円を横領して逃亡したことから、親元でぬくぬくと信用金庫に通う平凡な日々に疑問を抱いた主人公早川基子(小林聡子)が、ひょんなことからそのハピネス三茶の3人目の下宿人となる。

 

全編を通して逃げ続ける馬場ちゃんだけが非日常。その他にもいくつか小さな事件は起きるものの、物語は平凡な日常を紡いでいく。そうした中で、いくぶん毒親気味の母(白石加代子)からの自立を求めてもがく基子や、死んだ双子の姉へのコンプレックスから抜けきれず悩む絆の成長が描かれる。

 

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女性4人で囲む食卓。教授の何気ない言葉が奥深い。

 

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ハピネス三茶の前の水辺も魅力的。ロケ地は川崎市多摩区だそうだ。

 

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上の写真の川のところから、この畑の中のアプローチを通った先にハピネス三茶がある。

 

職場に居続ける女性の居心地の悪さも、女であることに甘えてしまう女性の存在も、自分が何者か分からず苦しんだり、何者かであらねばと悩んだりといった問題は、18年たってもあまり変わっていない、いやむしろますます世の中は生きにくくなっている感すらある。

 

あとどれくらい経過したら、このドラマを見て「こんな昔もあったねえ」と古臭さを感じるようになるのだろう。