あとは野となれ山となれ

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愛する『コンビニ人間』の名誉のために、ちょっと反論

今朝の毎日新聞に、村田沙耶香さんの芥川賞受賞作『コンビニ人間』をひいて、現在の自民党のごたごたを論じた記事が掲載されたようだ。

 

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サイトは有料記事で途中までしか読めないし、いずれ一定期間が過ぎれば削除もされてしまうだろうから、スタンディングのメンバーがLINEにアップした写真を。

 

自民党コンビニエンスストアに見立て、菅総裁以下を店長だのオーナーだの店員だのにあてて現在の混乱ぶりを批評しているのはいいけれど、この作品を愛し、登場する繊細なコンビニ人間を愛している私は、権力闘争に狂う政治屋たちをコンビニ人間にたとえられて、少々不快な気分がした。

 

 

yonnbaba.hatenablog.com

 

 

マスコミもすっかり自民党総裁選報道に傾いてしまい、連中の思うつぼという感じだ。オリンピックのだしに使われた感じの被災地や、コロナで苦しんでいる飲食業界や、日々心身をすり減らして働いていらっしゃる医療関係の方々などは、この状況にさらに腹立たしさを募らせ、疲労がいっそうが積もる思いではないだろうか。

 

いつもベルギーの理性的なコロナ対応ぶりを教えていただくshohojiさんのブログ。昨日もさまざまな文化的行事の動き出している様子が綴られ、また、水素燃料バスが導入されるようだが、そのニュースが、「この燃料は、生み出すのに大量のエネルギーを要するところが致命的なので、その解決が必要」と締めくくられたと書いていらっしゃる。こういう報じ方も、日本のゼロか100か、善か悪かのような一面的な報じ方と違い羨ましいと感じた。

 

アフガニスタンの続報にしても、日本はもうすっかり他人事(ひとごと)という論調で現地の混乱ぶりを報じるだけだが、ベルギーではまだ現地に残る人たちをどう救出するかを、他の国々と検討しているという調子らしい。EUという組織があり、昔から多くの国が国境を接して暮らしてきたという歴史的背景の違いがあるにしても、日本の内向き加減は悲しい。

 

外国で事故などがあったとき真っ先に日本人が巻き込まれていないかが報道されるが、日本人がいなければ外務省は「はい、無関係。お仕事なし!」ということになるので、重大事なのだと最近もどこかで読んだが、国民までいつの間にかそうした意識になっている。

 

 

いつも、国も住んでいる人たちも大人だな!と感じさせられるブログ:

shohoji.hatenablog.com

 

どうも、自分の頭で考え自分の意見を持つということが苦手な人の多いこの国。教育の責任も重いとは思うけれど、いつか、成熟した知性的な人々の暮らす国になれるのだろうか。