あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

控訴はしない

東京地裁禁錮5年の実刑判決を受けた池袋暴走事故の被告が、明日の控訴期限を前に、控訴しない意向を固めたとのニュース。遺族の方の意向に沿う形になってほっとした。けれども、現在90歳という高齢で、自力での歩行も困難だという被告の収監は、どんな形になるのだろうか。

 

かの被告は年齢以前に交通事故でもあることだから一般の刑務所に入るということはないだろうが、一般の刑務所もだいぶ前から収容者の高齢化が問題になっている。高齢者施設の様相を帯びてきていて、刑務官の仕事も大変になっているようだ。

 

健康意識の高まりで体力維持に励む高齢者が増え、私の周囲でもスポーツジムの会員になっている人は珍しくない。また病気になった場合も、延命治療や高度な医療処置は望まないという人が増えているので、以前と同じ調子で高齢者のための国の医療支出が増えるということはないのではないかと思うが、今回のような感染症がこれからもたびたび起きるなどということになると、それに伴う医療支出は大変なことになりそうだ。

 

どちらを見ても不安な要素ばかりが見つかって、明るい見通しが持てるものは少ない。これからの社会はますます政治の力を必要とするのだから、私たち一人ひとりがしっかり政治家を選ぶ目を持ちたい。

 

 

市役所や地域の善意銀行から敬老の祝い品が届き、今日は担当地区の該当者にお届けした。高齢化社会で長寿者が多くなったため、市の定める対象年齢は年々引き上げられてきた。今年は私の担当域内で88歳の方が善意銀行分で2名、豊橋市からの方が3名(基準日が違うのか該当人数が違う)になっている。コロナで緊急事態宣言下という時期に、こうしたものを届けるのはどうなんだろうと不安だったが、みなさん喜んでお受け取りくださった。

 

オリンピックが終われば株価は暴落・・・とずっと言われていたが、昨日は31年ぶりの高値だったとか。いったいどうなっているのだろう。

 

 

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キャットタワーに登ったものの、高齢で飛び降りられないオーガスト。もう目も見えなくなっていた時期。