名古屋から次男が帰省したので、車で墓参に連れて行ってもらい、緊急事態宣言下なので、近所の居酒屋さんでノンアルコールのビールを飲みながら夜の8時まで食べてしゃべり、家に帰って今度は本物のアルコールを飲みながらまたおしゃべり・・・と、いつものことながら、三日間よくしゃべり笑った。
5月に真っ黒クロ労働の職場を辞め、友人知人から頼まれる断続的な短期の仕事をしていた息子だが、なんとか10月からの勤めが決まったと言う。今までがひどすぎたので、それよりひどい労働条件はさすがにないと思うが、今度はまともな職場であることを祈りたい。
30過ぎまでバンド活動をして半人前だったし、それでなくても、下の子というのはいつまでたっても幼く甘ったれの印象が抜けない。それが、四十代も半ばに差し掛かったいい年の大人なのだから当たり前と言えば当たり前なのだが、近頃は昔ながらの笑わせる楽しい話の合間に、おやと感心したり気づきを与えられたりすることがある。
昔から、肉親だから、嫌だけど付き合わなければならないという親子にはなりたくないと思っていた。子供が自立してからも、親という以前に、人生の先輩として面白い、付き合っていたいと思ってもらえる人間でありたいと考えていた。
今のところはまあまあいい関係を持てているかなと思うが、これからだんだん私の体や頭が衰えていけば、どうしても、保護しなければという感情を誘ってしまう日が来るのだろう。なんとか、なるべく長く、息子たちと対等な大人と大人の付き合いをするためにも、しっかりしていなければ!
Mirlitonさんの美しいケーキ。