あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

玄関開けたらお巡りさん!

昨夜のこと。10時を回り、さあ寝ようと立ち上がりかけたところにチャイムが鳴った。こんな時間にいったい誰だろうと恐る恐るドア・スコープをのぞくと、どうやら立っているのはお巡りさんのようだった。

 

開けると、「夜分申し訳ありませんが少しお伺いしたいことが・・・」とあれこれ尋ねられた。どうも近所で騒ぐ人があるというような通報があったように思われた。生年月日・姓名・電話番号を聞かれ、もし何かあったらすぐ110番通報してくださいと言って上の階に向かわれた。

 

部屋に戻ってから、警察官だと信じて個人情報を与えてしまったけれど、もしもあれがコスプレだったら・・・と不安になってしまった。窓から外を見ると、ライトを消したパトカーが止まっていて、そばにもう一人の制服の人らしい影も動いている。どうやら本物の警察官だったようだ。

 

私自身は大雑把であまり周囲に注意も払わない人間なので、近所のもめごとにも気づかず、それほどうるさい住環境だとも感じたことはないのだけれど、お金を集める役目やら民生委員をしている関係で、あちこちから苦情が入ってくる。そのたびに、この世は実に様々な人がともに暮らしているのだなあと痛感する。

 

ハイソサエティの住宅ならば、こうした下世話なごたごたはないのだろうか。あきれるようなレベルの問題もあり、自分もそうした世界の住人なのだということに情けない思いを抱くこともあるが、だからと言って新しい住まいを買う力は持ち合わせないし、ここにいる限り、気楽に自由な一人暮らしが続けられる。

 

おそらくどこに暮らそうとそれなりに問題はあるのだろうし、ここにはここの良さもあり、助け合う隣人もいるのだから、悲観的にならずに暮らしていこう。

 

とりあえず、今日も今のところ静かな時間が流れている。

 

 

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リッチでしょ~! (画像は「おも画動」さんのブログよりお借りしました)