あとは野となれ山となれ

たいせつなものは目に見えないんだよ

いよいよ取り壊し作業本格化で、ビックリ!

近くにある大型結婚式場が今年の前半で廃業し、9月に取り壊し作業が始まると通知が来ていた。

 

hikikomoriobaba.hatenadiary.com

 

9月が10月になり、11月に入っても、周辺の小さな作業は始まっているのかもしれないが、本体建物には依然として何の変化もなかった。

 

それが、昨日見守り当番で道路に出ると、クレーンを使って建物の屋根の大きな金属の構造物を分解する作業をしているのが目に入った。

 

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取り壊しが始まり、右側の塔の屋根が一部消えた(2度ほど落下)。

 

おそらく本来はクレーンが金属片をつかんで地上まで下ろすのだろうが、見ている間に2度ほどその大きな鉄骨(鉄ではないかもしれないが)が落下した。思わず「あっ」と声が出てしまった。落ちないまでも、何度もユラユラと不安定に揺れる場面もあり、肝が冷える状況だ。

 

そのうち下校の子供たちがやってきた。取り壊し作業のあたりの道路がどういう状況になっているのか分からないが、何か月も前から告知のあった作業だし、当然きちんとした対処がされているのだろうと思う。それでも、子供たちには「気を付けてね」と言わずにいられなかった。

 

最後の子供たちと一緒に、その建物の所まで行ってみて驚いた。警備員らしき人が全くいない。他の場所には張られている防護のシートが、本体建物の所にはなく、式場入り口の門も開いたままで、好奇心に駆られた子供などが入ろうと思えば入れてしまう状態だった。

 

私たちと同じ見守りの人が一人立っていて、その人の話では、少し前に窓のガラスが中から外側に向かって割られたため、道路にたくさんの破片が飛んできたのだそうだ。建物の壁の破片と思われる厚いコンクリート片も歩道の脇にあった。道路に飛んでいたものを、彼女が拾ってよけておいたものだと言う。作業をしている人に注意をしに行ったら、日本語があまり通じない外国人ばかりで、責任者らしき人もいなかったそうだ。

 

彼女が一人ついてはいたものの、作業現場の警備員も柵もなしで、建物のすぐわきの道を子供たちが通って行ったのかと思うとぞっとした。結婚式場側はこの状態を承知しているのだろうか。そしてこの事実を学校には伝えているのだろうか。知っていたら、学校側でも教師を付き添わせるとかするのではないだろうか。

 

見守りで立っていた人は「こども110番の家」もしていて、この後ちょうど合同会議があるとかで、そこで話をしますと言っていた。私も帰宅するとすぐ結婚式場のホームページで連絡先を探し、今日見た工事現場の様子を伝えた。住宅の掲示板には解体作業の会社のお知らせが貼ってあるが、そこに連絡するより、施主の企業に連絡する方が効果的だと思うから。

 

月曜日の見守りは次の当番さんたちになるが、工事現場の安全対策が施されたかを確認に行かなくては・・・と思っている。