あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

非常食の消費は気を付けて

今朝、いつも通りのタイミングで体重測定したところ、1キロ増えてしまっていた。特にたくさんおやつを食べたわけでもないのになぜ?しばし考えて思い当たった。原因はたぶん昨日の昼食だ。

 

今年はちょうど市の非常食の入れ替え時期だったのか、あるいは昨年からコロナで様々な行事が中止になっている関係で配布がはかどらなかったからか、いつもはお土産などない先日の老人クラブの女性部会でも非常食のお土産が付いた。それが防災訓練時にもらったのと同じ、アルファ米の製品(2個も!)だった。

 

期限が近いとは言うものの、まだ焦って消費しなければならないほどではないが、この際ちょっと食べて片づけようかと思い、昨日の昼食に利用した。

 

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非常時には水でも大丈夫というアルファ米のひじきご飯。昨日はお湯で調理。これだけで362キロカロリーもあるというのに、私はこれに主菜・副菜・汁物を用意してしまったので、トータル800キロカロリーくらいいっていたのではないかと思う。

 

非常時にはおかずまで用意するのは難しいだろうから、これ一つでもなんとか一食分ということだろう。量が多いなあと思いながらも、分ける人がいるわけでもない暮らしゆえ、つい一人で全量食してしまった。

 

最近はローリングストック法という非常食の考え方がある。先日のパン缶といい、このアルファ米といい、保存期限こそ5年と長くて便利だけれど、お値段は決して安くはない。頻繁に回転させるのが難しい行政が利用するのは仕方ないかと思うが、一般家庭なら、通常の食品を少し多めに備蓄して、こまめに回転させる方が経済的だろう。

 

ただ、アルファ米の代わりに非常用としてパックご飯を利用しようということになると、ローリングのために普段食べるならもちろんレンジでいいのだが、停電の非常時にどうやって食べるかが問題になる。たんに冷めたご飯とは違うので、温めて食べないと消化が悪いらしい。

 

ネットで調べると、パックのまま鍋で湯煎して温めるとか、おかゆやチャーハンにしてしまうといった方法が紹介されている。どちらにしても、カセットコンロは必須だ。この点で、水でも調理可能なアルファ米よりも不便なことは覚悟しておく必要がある。

 

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熱湯を入れて15分。できあがったひじきご飯。小さなどんぶり一杯分ほど。