あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

みんなつながっていると実感する

今日の午前は日本語教室だった。コロナの感染者数は一昨年来で一番ひどいが、協会からの指示は、緊急事態宣言が出ない限り開講することになっている。無理をしないで、気の進まない人は休んでくださいとLINEで流したが、先週、医療関係者枠で三回目のワクチン接種を受けたスタッフが、副反応の影響がまだ抜けきらず休んだほかは、ほぼ出席だった。

 

学習の途中で、ドアの外から様子をうかがっている2人の外国人の姿が見えたので、出ていって話を聞くと、名古屋のJICE(日本国際協力センター)に紹介されて来たと言う。

 

2人は、地元の国立大で勉強しているアフガニスタン人とのこと。一人は今夏で、もう一人は来夏で勉強は終わるが、この国情なので帰るわけにいかず、日本で働けるように言葉を覚えたいということらしい。

 

私たちの教室は、スタッフの関係で今ある2つのクラス(初心者クラスと初級の中あたりのクラス)を増やすわけにはいかないが、今日ちょっと見学してもらって、一人は初心者クラス、もう一人は初級の中のクラスでいいとのことで、再来週から来ることになった。

 

開講が平日の午前なので、本格的に働くようになれば来られなくなるだろうが、それまで、集まる人の多様性がまた高まって、さらなる異文化交流ができれば、スタッフにとっても従来の生徒さんにとっても、いっそう学びが多くなり、実り多いことだろう。

 

 

いろいろ事情があって、私は近所のベトナム人の小4の男の子を、5時過ぎに学童保育まで迎えに行くお手伝いをすることになり、一昨日から行っているのだけれど、グローバルな時代、いち地方都市にいても、こうして様々な国につながっていることを実感する。

 

むかし、「人類はみな兄弟」という言葉があったが、唱えた人はともかく、袖振り合うも他生の縁、国も人種も関係なく、縁あって近くに暮らす者同士、手を携え助け合って暮らせたら、どんなにいいだろうと思う。

 

 

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ピンタレストさんのサイトより