あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

テレビのリモコンを買い替え

地上アナログ波が終了した2011年に買ったテレビは、10年を超えたけれどまだ何の不都合もない。ただ去年あたりからだろうか、リモコンのスキップボタンが利かなくなり、30秒送りで代用していた。

 

ニュース以外はすべて録画で見るので、スキップボタンはかなり酷使する。30秒送りだとピッタリ合わせることは難しいが、それでもそれほど不便を感じないでいたのだけれど、先月、とうとうその30秒送りも利かなくなった。

 

しばらく仕方なくCMまで見ていたが、やはり我慢できず、かと言っていまさら高い純正のリモコンを買うのももったいないので、汎用品を購入した。一番欲しかったスキップボタンが利かないけれど、30秒送りが再び使えるようになったので良しとしている。安いのですぐまた故障するかもしれないけれども・・・。

 

 

昨日のこと。電話が鳴ったので出ると、「〇〇さん、今外出中?」と聞かれる。「いいえ、家にいますけど」と答えると、「チャイムを鳴らしたんだけど・・・。今玄関ドアの前にいます」と仰るので、慌てて対応に出た(こういう時の携帯電話の便利さ!)。

 

少し前にもチャイムが鳴らないようだと言われ、そういえば随分電池を取り換えていなかったと思い、乾電池を取り換えたばかりだ。だから今回は電池の問題ではない。これも老朽化(建築当時からなのだから30年以上は必至)で、ついに本体を交換しないといけないのだろうかと思い、ネットで調べてみた。

 

鳴らない原因を見つける方法を教えてくれるサイトがあったので、まずはそれを実行してみた。カバーを外して中の端子同士をドライバーの軸でつなぐと元気にベルが鳴った。これで本体は故障ではない。

 

次に玄関の押しボタンの点検。カバーを外してみると、べつに錆びついている様子もなく、線にも全く問題らしき点は見当たらない。押してみると、何回かに1回、ボタンの沈み込みがほんの僅か足りないような感じがして、鳴らない時がある。うーん、これはもう私の手には負えない。10回に1回あるかないかくらいの確率だし、まるで鳴らないわけではないから良しとすることにする。

このために不在と思って戻られる方、申し訳ありません。

 

日常の快適な生活は、こんな何気ない技術の集合の中に成り立っていることを改めて思い知る。産業革命以前の生活になど戻れるわけもなく、人類はどうしても環境にかなりの負荷をかけるレベルでしか生活できない。

 

であるからこそ、いらない負荷をかける行為は厳に慎みたい。戦争は人の命を奪うことはもちろん論外だが、その上に、最も二酸化炭素を排出し、自然を破壊する、人類の愚行の中でもけた外れの悪行だと思う。誰かが「始める」という決断をしない限り始まることではないのだから、せめてせめて、戦争という選択肢は取らないでほしいと思う。

 

 

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新しい汎用リモコンだよ。