昨年秋から始まった、近所の結婚式場の解体作業も、いよいよ終わろうとしている。高い場所の尖塔を壊し始めたときには、安全対策がいい加減で驚いたものだが、どうやら大きな事故もなかったようでやれやれだ。
昨日久しぶりにこの場所のわきを通るコースをウオーキングし、改めて景色が一変していることを実感した。
行く手にそびえるはずの大きな建物がなくなった。
同じあたりからの昨年秋までの景色。
てっきりコロナの影響で急に撤退が決まったと思っていたのだけれど、事情通の人の話だと、企業側は最初から20年という契約でこの土地を借りたのだそうだ。そう聞いてかえって驚いた。これほどの規模の建物を、初めから20年しか使うつもりがなかったというわけだ。なんともったいないことだろう。開業から19年くらいだと思うので、コロナで多少早まりはしたかもしれないが、ほぼ計画通りだったということだ。
何の木だろう、1本だけ残っているのがいっそう寂しさを際立たせる。結婚式場になる前は、この木の向こうに何本か桜の木が並んでいて、春は美しかった。この広い更地は今後どう使われるのだろう。
先週土曜日の駅前スタンディング。私は気持ちだけが駅前に飛んで行っている。