あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

青いカーネーション【追記あり】

少し早いがお花が届いた。

「青い」カーネーションだそうだ。

 

画像だとちゃんと青になっているが、肉眼ではどう見ても紫だ。でも、とてもシックで大人っぽい雰囲気。

 

カーネーションに青の色素はないから、ビオラペチュニアの青の色素を作る遺伝子を組み込むことによって作り出されたとか。そこまで操作されてしまう花に、いささか痛ましいような感情を禁じ得ない。

 

私の感覚では、幸せな色というとふんわりとした暖色系の色を思い浮かべるけれども、西洋では、「幸せの青い鳥」、花嫁の「サムシングブルー」そして「聖母マリア」から、青が幸せの色なのだそうだ。

【追記】shohoji(id:shohoji)さん情報で、特に西洋に「青が幸せの色」という意識はないそうです(下記コメント参照)。

 

母の日のカーネーションと言えば、私が小学校の1年生か2年生の頃、母の日が近づくと、学校で造花のカーネーションの付いたブローチが配られた。「お母さんありがとう」という言葉を書いたリボンが下がっている。

 

ネットで見つけた。「幸福の女神のパワーナンバーズ」というブログからお借りした。当時配られた(と私は思っていたが、ブログ主は学校で希望者が購入したと書いていた)カーネーションのブローチ。なんと、お母さんのいない子は、白いカーネーション(リボンの言葉は何だったのだろう覚えていない)だった!

 

今だったら絶対に大問題になりそうだけれど、60ウン年前には、こんなことが学校という場所で公然と行われていたのだ。そう思うと、時には後戻りしているのではないかと思える時もあるが、やはり長い目で見れば、世の中は進歩している、良い方向に進んでいるのだと思える。

 

あさっては母の日。世界中の母と子が、穏やかで幸せな時間を持ってほしいものだけれど・・・。