あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

初心に帰るスタンディング同窓会

”言い出しっぺ”が時々かけてくる電話の中で、2015年に動き出したばかりのスタンディングのグループは、ミーティングにも何十人も参加者がいて活気があったねという話が出た。毎日していたスタンディングが週3回になり、週1回になり、まだ頑張ってくれている仲間がいるけれど、私も”言い出しっぺ”もすっかり駅前には立たなくなってしまった。

 

その電話で、同窓会みたいなゆるい気分で、一度あの頃と同じ会場に集まらない?と提案したところ、”言い出しっぺ”も「いいねえ」ということで、いまだに50人ほど持っているという連絡先に、日時を設定し一斉メールで呼び掛けてもらった。

 

その”同窓会”が今日だった。私は今週見守り当番で、しかも相棒が新しく引き受けていただいたばかりの方であるため一人にするわけにもいかず、1時半の開始から1時間もいられずに帰ってきたが、16人の方が集まってくれた。「年」という長さで久しぶりにお会いする方も多く、とても懐かしかった。

 

コロナ禍になるまでは、毎年”言い出しっぺ”の発案でさまざまなイベントを開催していたが、政治的な活動についてはなかなか勝利体験ができず、徐々に士気は落ちて来ていた。そこへコロナの追い打ちもあり、このところ”言い出しっぺ”との電話でも話は愚痴っぽくなりがちだ。

 

安保法阻止で始まり、打倒安倍政権で盛り上がり、野党共闘に奔走してきたが、肝心な野党自体がバラバラで、今日集まった人たちも、立憲民主、共産、社民、れいわと、それぞれ支持は違うので、今後の共闘もどうなるのか・・・。

 

私が退席した後、”同窓会”がどのような雰囲気になったか分からないが、バラバラになってしまっている一人一人が、少しでも元気になれたらいいなと思っている。

 

 

2015年の12月。次々と新手のパフォーマンスを繰り出していた頃。