あとは野となれ山となれ

こどもや動物、みんなが安心して暮らせる世界でありますように・・・

気持ちの良い言葉を聞いた朝

いつもの朝のNHKニュース。国が今日から外国人観光客の受け入れを再開したというニュースで、旅行会社の女性社員がインタビューに応えていた。従来なら自由行動だった時間も、添乗員が同行するプランに変更するなどの対応を取るといった話のあと、「選んでくださったお客様にご満足いただけるよう・・・」と言っているのを聞いて嬉しくなった。

 

なぜなら、近頃は「いただく」「させていただく」が大はやりで、「くださる」という敬語表現を聞くのは実に久々だったからだ。旅行会社は選んで「いただく」が、お客様は選んで「くださる」のだ。

 

NHKのアナウンサーでも「今日は会場にたくさんのお客様がおいでいただきました」と言うのが珍しくない昨今、この旅行会社の方に盛大な拍手を送りたい・・・って、ちょっと昔の日本人なら当たり前に使い分けられたんだけれど。

 

このあともう一つ嬉しい言葉遣いがあった。ジビエの鹿の肉を無駄なく使う努力をしているところが紹介されたのだが、ラーメンなど新しい使い方を工夫された料理人の方が、「(こういう無駄の少なくなる使い方が)全国に広がっていくといいなと思います」と仰ったのだ。「いいかな」でも、「いいのかな」でもなく、「いいな」と。

 

これまたちょっと昔ならごくごく当たり前だった言葉遣いなのだけれど、何事も、少なくなればありがたみが増すというもの。あと10年もすると消滅しているかもしれない。

 

こんなうるさいおばばも、あとどれだけかすると消滅します・・・。

 

 

先輩には敬語を使えって言ったでしょ!  (ねとらぼさんのサイトより)