あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

比べればあまりにささやかな数字

いつも4月にその年の会費を振り込んでいて、今年ももうとっくに支払ったものと思っていたのだが、先日未納であったことに気付き、急いで郵便局のATMから振り込んだ。

 

そのためか、昨日ペシャワール会から152号の会報が届いた。たっぷり水をたたえたマルワリード用水路で、楽しそうに遊ぶ子供たちの写真が表紙を飾っている。

 

 

今回は2021年度の会計報告が載っていて、その総収入が8億3千700万円余りである。えっ、単位の見間違い?あるいはドル?と思ってしまうが、間違いなく単位は円であり、9桁、8億円である。

 

アベノマスクに何百億、いやそのあとの不良在庫の保管料から、この春の引き取り希望者への送料等、もろもろ含めたらおそらく千億単位の金額になるのではないか。モリ、カケ、サクラから、現在問題になっている特定のカルト教団に渡ったものなど、安倍元首相がからんで闇に消えた国のお金はどれほどにのぼる事か!

 

それにくらべ、あのほとんど使われず眠っているであろうマスクの費用の、百分の一にも満たないお金であの尊い事業を回しているのかと思うと、思わず悔し涙がこぼれそうだ。この秋にも執り行われようかという葬儀だけでも、これではきかないほどの費用がかかるのではないだろうか。

 

私がこれくらいの巨額を自由にできる立場であれば、ポンと10億円くらいペシャワール会に寄付したいものだけれど、1口の年会費を納入するのみで、それさえ今年は失念し、3か月も遅れてしまった。

 

・・・と書いていて去年のブログを調べたら、同じことを書いていた。昨年は5億だったようなので、それを思えば、ささやかながらもだいぶ収入は増えている。

 

 

hikikomoriobaba.hatenadiary.com

 

1年前に自分で書いたことを忘れて、また変わり映えしないことを書いてしまう。これが老人の繰り言、というものだろうか。お読みいただく方々には申し訳ないけれども、これも大切な「自分の老い」の記録とも言えこのままアップすることにするので、どうかお許しいただきたい。