あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

閣議決定されました

雨の中、本日朝の国会前抗議行動にご参加くださった皆様に心からの感謝とねぎらいの言葉を申し上げたい。

 

まだ終わりではなく、今日は夜も行動があるそうだ。

夜は新宿西口で18時から。

 

 

 

『100分de名著』問題は、昨日の拙ブログへのコメントでへうたむさんがご紹介くださったサイトでも詳しい経緯が分かるし、私のメールに対してもNHKから返信があった。

 

あちこちで目にしたNHK側の説明では、「スタッフが安い古本をまとめて購入し・・・」ということだった。私に来たメールでは「2019年4月に大幅なセット・リニューアルを行いまして、並べている書籍も厳密にチェックいたしました。現在は、そのようなことはございません。過去のセットにつきましては全て処分しましたので、確認ができませんが万が一、それより前の番組を再放送などをする際には、そのような書籍が並んでいるような映像がないかどうか確認した上で再放送したいと思います」というもので、たんに現在はないというだけで、どういう経緯で本棚に並んだかまでは書かれていなかった。

 

Twitterには過去の番組出演者やこの番組を愛する方たちの、このことで番組自体がなくなってしまうことのないようにという意見がたくさん見られる。それは私も本意ではない。しかし、たとえ制作側は「安い古本を無作為に並べた」だけだとしても、良質な番組なだけに、「ほらね、Eテレのこんな番組でもこうして本棚に並べるほど・・・」と権威付けに使われがちなので、政治家が特定の宗教の会にメッセージを送ったりすることと同様に、注意を払ってほしいことではあると思う。

 

さて、とうてい無視できないほどの国民が国葬に疑問を抱いていても、「私は(私たちは)認識していない」として閣議決定はなされてしまった。それでも、自由法曹団は断固として反対声明を表明してくれたし、国葬の予算差し止め仮処分を申請してくれたグループもある。「野党の言うことなど一つも聞かない」と公言してはばからない政府は、何が何でも戦車のごとく反対意見を蹂躙して突き進んでいくのだろうけれど、諦めないで「それはおかしい!」と声を上げ続けようと思う。

 

 

それ、おかしいでしょ!  (Pinterest画像)