Eテレの『笑わない数学』を見て、いつも途中からキツネにつままれたような気分になってしまうのだけれど、今回の『四色問題』も不思議でたまらない。
ご存じの方も多いかも知れないが、四色定理というのは「平面上のいかなる地図も、隣接する領域が異なる色になるように塗り分けるには4色あれば十分だ」というものだ。
このことを証明するのに数学者たちは困難を極めたそうで、かなり力づくとも言える証明法はあるが、この問題が提示されてから100年以上たっても、いまだ「エレガントな」証明はなされていないと言う(エレガントに対して、現在ある証明法は「エレファントな」証明と揶揄されていた)。
さまざまな反例も提示されたようだが、結局4色で塗り分けられてしまっているらしい。
これはエレーラの反例と言われるもの。
数学の苦手な私にはエレガントどころか、エレファントな証明すらちんぷんかんぷんで、どうも半分騙されているような気分になってしまう。
それにしても、NHKさんは芸人さんがお好きなようで、この番組のМCをしている人もお笑い芸人さんらしい。