あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

準備ドキドキ、終わりはあっけなく・・・

日本語ボランティアでかかわっている豊橋市国際交流協会では、年に2度日本語ボランティアを養成する講座を開く。今年も第二期の講座が9月下旬から11月半ば過ぎにかけて8回開かれるのだけれど、その中ほどに、初の試みとして、各教室で実際に活動しているボランティアが教室の紹介をするという時間が設けられた。

 

駅前にある交流協会の建物内で開催されている、平日クラスと土曜夜間クラス、それから私の所属する、アイプラザを会場とするふれあい日本語教室(木曜午前)の3つのクラスの担当者がその講座で話すことになり、7月下旬に依頼が来ていた。そして本番は10月15日なのだが、9月下旬にはZOOMによる打ち合わせをしたいとのことだった。

 

とうとうZOOM会議なるものが、私のような退職して10年近くなるオババのもとにもやってきた。コロナ禍になってから、テレビ画面の中では何度となく見てきたけれど、まさか自分も参加することになるとは・・・。はやばやとアプリケーションはダウンロードして備えたけれど、問題なく使えるか少々ドキドキする。

 

9月の始めに、長男から四国にいる孫を含め3か所をつないでZOOM飲み会をしないかという誘いがあり、これは予行演習にもなると喜んだのだが、なんでもZOOMは3か所(途中次男も加わって4か所になった)になると動きがスムーズにいかないらしいとかでLINEを利用することになり、予行演習というわけにはいかなくなった。

 

協会の会議のほうは8月の始めに日程の連絡があり、手帳の9月25日の欄に「ZOOM会議」と記入した。いよいよ当日の昨日はなんとなく落ち着かない気持ちで過ごし、定刻の15分前くらいには知らされたURLを開き、ミーティングIDだのパスコードだのも準備して待った。

 

ところが、定刻を過ぎても始まらない。私が何か間違っているのかと心配になる。協会の担当者にLINEすると、担当者の自宅のパソコンからは協会のZOOMにログインできないことが分かり、対策を検討中だという返事。

 

なんと!我が家の飲み会ですら前日にリハをしたり、当日は30分前には接続してスタンバイするという慎重さ(長男は石橋を叩いて叩いて壊してしまいかねないタイプ)だったのに、公的な会議でこの段取りの悪さにいささか呆れてしまった。

 

協会の担当者が講座の先生に頼んで新しいアカウントを取ってもらい、新規のURLで入り直すという手続きを経て、やっと会議が開催された。それでも、参加者の一人がどういうトラブルか音声がつながらないまま会議の終了を迎えてしまった。インターネットは便利だけれど、どうもトラブルも付きもののようだ。それでも、当日「初めまして」ではなく、顔だけでも分かっている状態になれたのは良かったと言うべきか。

 

こうして2か月の間ドキドキして迎えたZOOM会議デビューは、ふたを開けてみればあっけなく終わった。あとはアナログの本番当日を待つばかり。

 

 

今日は6の付く日で、1割引きデーのいつものスーパーへ買い物に。寿司コーナーにキンパが並んでいた。私の中の「ウ・ヨンウ」ブームをスーパーに知られていたかしら?とびっくり!「ヨンウのり巻き」をつい買ってしまった。