あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

無事に終わったささやかなイベント

私の住む地域の包括支援センターさんに勧められていた、出前講座「みんなで貯筋体操」というのを開催した。町内の老人会に在籍している人30人余に案内を配布。普段の定例会にはそのうちの15人前後が参加するが、今日の体操には10人の申し込みだった。

 

支援センターの方や病院の理学療法士の方が来てくださるので、最低でも10人は集めたいなあと思っていたので、ギリギリのところだ。あと私と、校区の他の老人会の会長さんが参加してくださって12人。結果的に、団地の集会所の和室のスペースで、手足を広げて体操やストレッチをするにはちょうど良い人数だった。

 

体操の合間には認知症予防のデュアルタスクのゲームもあり、大いに笑って和気あいあいの1時間になった。理学療法士さんは、普段から病院併設のデイサービスやデイケアで高齢者の相手に慣れていらして、上手にリラックスさせながら指導してくださった。最後にパンフレットも配られたので、家でもこの運動を毎日少しでも取り入れてくれるといいなと思う。

 

今日のイベントの開催を決めたのが7月頃で、暑いさなかに運動というのも・・・と思い9月の末に計画したのだが、人集めが苦手な私は結構この間いつもこの件が頭の隅に引っかかっていた。それでも、参加の具合を気にかけてくれたり、今日も私よりも先に会場に行って掃除機をかけてくれる人がいたりと、良い仲間の協力もあって無事終了した。

 

定例会はほとんど飲食とおしゃべりなので、少しは建設的な取り組みも入れたかったのと、何かとお世話になる包括支援センターさんに協力することにもなるかと、気の重いイベントに取り組んだのだが、参加した人たちはどんな感想を持っただろうか。少しでも楽しんでもらえ、生活の役に立てたらいいのだけれど。