何とか雨の上がった午後、スタンディングの仲間と”言い出しっぺ”の個展を見に行く。
下に落ちているように見える解説の紙は、注意を引くようわざと、とのこと。
「垂れ込めた雲の上はきっと青空」というテーマに合わせて、天井に青い布と雲に見立てた白いネット。これを設置するのが一番手がかかったそうだ。ネットは床までたらして･･･。
ギャラリー入り口の案内。
こだわりの自家焙煎珈琲豆や自家製焼き菓子が並ぶ。
一通り作品鑑賞の後はティータイム。居合わせた”言い出しっぺ”も、友人たちもみなそれぞれ違う種類のコーヒーを注文。私は「和紅茶」というのをオーダー。
”言い出しっぺ”が毎年作品展をしてくれるおかげで、安保法制阻止に燃えていた頃、しょっちゅう駅前のスタンディングで一緒になっていた、懐かしい顔に会えたりする。
ティータイムの話題はもっぱら「アリーナ問題」だった。
前市長の佐原氏の時代に始まるこのアリーナ問題。私たちが佐原氏の四選阻止のために応援した現市長は撤回を承知したはずだったが、なぜかまた原案通りに動き出している。計画段階で赤字経営になるのが分かっているのに、いったん俎上に登ったらどこかですでにお金が動いてしまっているのか、「どうにも止まらない」。この国は、国も地方も、おそらく利権まみれ･･･。
絵画鑑賞でつかの間楽しんだけれど、考えることばかりで頭が痛い。
