あとは野となれ山となれ

たいせつなことは目には見えないんだよ・・・

靴の大切さ

先日書いたように、先週末私は珍しく土、日と二日続けて外出した。土曜日はグレー系のワンピース、日曜日は明るいベージュのワンピース、どちらもスニーカーというわけにはいかない物だったので、グレーのほうには黒のショートブーツ、ベージュには同じような色のヒールの靴を選んだ。

 

思うに、この二日連続のヒール靴が引き金となって、月曜の左股関節の痛みを引き起こしたのではないかと思いいたった。私はあまりペタンコの靴だとかえって疲れるので、スニーカーもある程度かかとのあるものを選ぶ。4センチ5センチというものさえある。先週履いたヒール靴も高さは同じほどだが、それでも、やはり靴底の柔らかなスニーカーと、コツコツと硬いヒール靴では、骨に与える負担が違うだろう。

 

故郷に戻って来てからもいくつかの職を経験した。スニーカーで良い仕事もあったが、50歳から61歳で仕事を辞めるまでの最後の職場は、小さな会社で服装もカジュアルでも構わなかったのだが、私は経理事務という職種も考慮して、スーツを基本とした服装をし、足元はずっとパンプスだった。

 

ドラマを見ていて、女優さんが高いヒールのパンプスで走るシーンなど目にすると、女優さんというのも大変だなと思うけれど、おそらく彼女たちはフットケアにも相当注意をしていることと思う。それに比べて私は、何のケアもせず、毎日10時間ほどもパンプスを履き続けていたのだ。今思えば、随分体に良くないことをしていた。今、そのツケが回ってきているのかも知れないとも思う。

 

室内でも靴を脱がず、四六時中靴を履いているヨーロッパでは、靴に対する意識が高く、赤ちゃんが歩くようになり最初に履く靴にも非常な注意を払うと、昔育児書か何かで読んだ。今回こうして月曜に体の痛みが出たのは靴のせいだったかもしれないと気づいて、改めて靴の重要さを考えさせられた。

 

もう、ヒールの靴はすべて処分しよう。そうして、靴を基準に服装計画を立てるようにしようと思う。

 

 

もうシンデレラの靴は履けません・・・いや、前から履けません!