あとは野となれ山となれ

たいせつなものは目に見えないんだよ

8番目の大波がヒタヒタとと、あちこちのお金の話

今日の日本語教室、ボランティアスタッフの一人がコロナのために欠席した。それでも、今は見学のボランティアが2人いるので、生徒さんもスタッフも7人ずつというにぎやかな教室だった。

 

まだほとんど日本語の分からない、バングラデシュの新しい女性が加わったので、今日は4つのグループに分かれて学習したが、これも十分スタッフがいるからできること。2人の見学参加の人たちも、国際交流協会で正式なボランティア登録を済ませ、引き続き実際の活動に就いてくれるようで良かった。

 

11月で第二期(8月~11月)が終了したので、今日は協会事務局から担当者が来て、ボランティア活動費(1回500円)の支給があった。私が参加した最初の頃にはなかった制度で、このために協会側に発生する負担などを考えると、わずかな活動費支給のためにもったいない気がしないでもないが、なにせ相手はお気楽な(と言っては失礼か?)外郭団体ゆえ、痛くもかゆくもないのだろう。テキスト代や印刷・コピー代の足しにありがたく頂戴している。

 

先ほど理事として参加しているNPO法人の代表者から、近く開催する理事会のことで相談の電話がかかって来た。スタート以来ほとんどコロナ禍という不運もあって、運営は困難を極めているようで、今回の議題には最悪「解散」という選択肢も入っているらしい。

 

のどかな国際交流協会のことのあとだけに、子供も老人も外国人も、みんなごちゃまぜの居心地の良い場所を作る!という尊い志はありながら、資金や人材の不足で夢半ばで挫折しそうになっている若い人の思いに、私の心は痛む。

 

オリンピックやら国葬やら、中抜きで消えていく税金の、何百分の一、何千分の一でもこうした人や団体に使ってくれたら・・・。(ちなみに、このNPOが今年度獲得できた助成金は3件で合計39万円)

 

差別発言をして恥じない国会議員や議会でただ居眠りをしている議員を首にして、その歳費をこうした方面に回してくれたら・・・。

 

自分の非力が悲しい。

 

 

野菜もいっぱいタルティーヌ。日本語教室の帰りにまたパン屋さんに寄る。協会の担当者と鉢合わせ。やっぱり寄ってしまうよね。