団地の自治会のお金を預け入れに行く金融機関の、斜め向かいあたりに生食パンの店があり、たまには買って帰ろうと思いながら、いつも食べているスーパーの食パンが気に入っているので、そのうちそのうち・・・と思いながら果たさずにいた。
ぐずぐずとしているうちに、なんとそのお店がいつの間に撤退してしまっていた。上掲のブログで、私が老婆心から危惧していた通りになってしまった。だいたい、ここ豊橋は質実な土地柄なのだ。
いや、豊橋に限った話ではなく、全国的にも高級食パンのブームは急速に失速しているらしい。こんなに日本がどんどん貧乏になっているのだもの、高級食パンを毎日食べてる場合じゃない、ということか。
しかし、こんなお店がじゃんじゃんできたのが不思議で、むしろ失速するほうが健康的な社会のような気もする。そんなに美味しい食パンが食べたければ、家電メーカーのパン焼き機を買えば、お米を仕込むくらいの手間で、朝は家中にイーストの良い香りが満ち、美味しい焼き立てのパンが食べられるのだし。
高級食パンのお店が失速するのはいいとしても、最近の若者が質素な生活を好み、風呂のない賃貸物件が人気とかいうこの記事はどうなのだろう。本当に予算は十分あるのにあえてそちらを選択しているのだろうか。
「なるべくむだのない空間で生活したい」。昭和の時代をほうふつさせる風呂なし賃貸が令和の若者の間で再び脚光を集めます。家賃は割安、銭湯は仕事帰り、風呂回りの掃除からも解放。ミニマリスト志向が背景です。https://t.co/h5TQG4K5F8
— 日経関西 (@nikkeikansai) 2022年12月19日